R&B/SOUL
<FUNK/RARE GROOVE>

JAMES BROWN
ゴッド・ファーザー・ソウルと呼ばれるようにこの人がブラック・ミュージック界に残した業績は計り知れないものがあります。正式デビューは56年で、今なお現役というそのエネルギーには感服します。またヒップホップ世代の若い連中からもリスペクトを受けるなど、世代を越えて愛しつづけられているソウル界の人間国宝。R&Bからソウル、そしてファンクへとブラックミュージックの遍歴と共に残した彼の作品は編集盤を含めるとゆうに100枚は超えているでしょう。流石に全作品を聴くってのは不可能に近いですが、編集盤などでも気軽に彼の魅力に触れる事ができるので是非耳を傾けましょう。ゲロッパ!! ゲロンナ!!

J.B.'S
J.B.'sとはグループ名からも想像できるように、James Brownのバックバンドです。バックバンドの作品だからといっても企画ものとかそういうのでは全くなく、基本的にはJ.B.と同じ。実際にJ.B.も作曲、演奏等で関わっていますが、J.B.'sでの御大はあくまでも脇役。ここでは各々のメンバーが自由気ままにイマジネイションを発揮しています。Maceo Parker、Fred Wesley等、1級のミュージシャン達が奏でるファンク・ナンバーは他人には絶対に真似できません。

JAMES BROWN'S FUNKY PEOPLE
才能のある人の周りには、必然的に才能のある人たちが集まるものでJ.B.の周りには自ずと腕利きのミュージシャン達が集まってきました。そんなJ.B.周辺のアーティスト達やJ.B.自身ののレーベルPeople周辺のアーティスト達をここでは取り上げる事とします。何かとJ.B.の脇役的な扱いになりがちですが、ここでは各々が主役として光り輝いています。

SLY & THE FAMILY STONE
Sly & The Family Stone!! もう今更説明不要でしょうが、ファンクといえばJ.B.と並んで最重要人物。J.B.ファンクとは明らかに一線を画すSly流ファンクはワン・ワンド・オンリー。ファンクでもありロックでもあり、ある意味ファンクですら無い。ブラック・パワーが吹き荒れていた当時に彼等が果たした役割は語りきれません。今聴いても、むしろ新鮮に聴こえるから驚き。

OTHER RECOMENDS
一口にファンクと言っても、これがファンクっていう基準も無いので実は定義が曖昧だったりします。実際に当時は無視されたのにレア・グルーヴで再評価を受けたってのもありますし、ここでは僕の個人的な感覚でファンク/レア・グルーヴだと思うのを載せていきますんでご了承を。まあ心地よいグルーヴのは白だ黒だと細かい事気にせず強引にここにジャンル分け。