R&B/SOUL
<NEW ORLEANS>

50's NEW ORLEANS SOUNDS
50年代のニューオリンズR&Bシーンを仕切っていたのは何といってもDave Bartholomewでしょう。Fats Dominoを始め、数多くの作品をヒットチャートに送り込み、ニューオリンズ・サウンドの原型を創り上げました。ニューオリンズ・サウンドの特徴といえば、なんといってもあの独特のピアノラインに尽きますが、またノベルティ感覚の底抜けに楽しい音楽性というのも外せない特徴でしょう。ニューオリンズ・サウンドが当時のR&Bシーンに与えた影響もまた多大なものがあります。

LEE DORSEY
ニューオリンズを代表するシンガーといったらこの人。私もニューオリンズ云々を抜きにしても大好きなシンガーなので、特別枠にてレビューします。シンガーとして生計を立てる前はボクサーをやっていたなんて経歴もあります。Allen Toussaintプロデュースの元でリリースした作品はどれも陽気なファンキー・ニューオリンズR&Bで最高です。残念ながら88年にこの世を去ってしまいましたが、残された作品は素晴らしいものが多いので是非聴いてください。

60's〜 NEW ORLEANS SOUNDS
50年代のシンプルなサウンドを継承しつつも、さらにサウンドを進化させた60年代以降のニューオリンズ・サウンド。この時代のキーパーソンはAllen Toussaintと言って良いでしょう。ファンクの起源はニューオリンズにありという説もありますが、それをさらにセカンドラインファンクとして発展させたニューオリンズ・ファンク。まさにこの地だからこそ生まれえたサウンドと言っても過言では無いでしょう。ワン・アンド・オンリーのファンキーサウンドはとにかく聴くべし。