BAR-KAYS / SOUL FINGER
199?/米RHINO/R2 70298/CD (ORIGINAL RELEASED : 1967)
M.G.'sに続けとばかりにリリースしたインストグループのアルバム。オリジナルはVoltから発売。「Soul Finger」はインストの名曲!!基本中の基本でしょう。もともとこのバンドM.G.'sが自身のツアーによって忙しくなった為、代わりにOtis Reddingのバックを努めていたが、あの悲劇によってOtisと共にメンバーのほとんどが帰らぬ人となってしまった。70年代に名前だけ残ってファンク・バンドとして功績を残してるが、とにかくこの作品だけは別格。

THE DRAMATICS / EXTRA DRAMATIC! THE BEST OF
1996/P-VINE/PCD-4930/CD
Stax/Voltでは珍しいコーラスグループにして極上のコーラスを聴かせてくれるグループです。これは日本独自のベスト盤。P-VINEが組んだだけによくまとまってます。バラードの名曲「In The Rain」は多くのカバーバージョンを生みました。「Get Up And Get Down」「Whatcha See Is Whatcha Get」みたいなファンキーなのも良いです。Staxの倒産後はABCに移籍して、その後もヒットを飛ばして行きます。

FREDERICK KNIGHT / I'VE BEEN LONELY FOR SO LONG
199?/米FANTASY/SCD-8564-2/CD (ORIGINAL RELEASED : 1973)
70年代ディープ/サザンソウルの傑作。ジャケからは想像つかないが(失礼)、ファウルセットボイスを交えて味があります。ヒットとなった表題曲はメロウな楽曲にファウルセットが絡むハッピーナンバー。スライドギターがいい味出してるファンキーナンバー「Your Love's All Over Me」やパーカションが絡むヘヴィファンク「Pick'Um Up, Put'Um Down」とかいい曲多いです。ミディアムテンポの「Trouble」みたいな曲もいい感じで好きです。
                       
ISAAC HAYES / SHAFT
199?/英FANTASY/CDSXD 021/CD (ORIGINAL RELEASEDE : 1971)
Curtis Mayfielの『Superfly』と並んで、ブラックシネマ・サントラの最高峰であり、彼の代表作。オープニングの「Theme From Shaft」はハイハットでリズムが刻まれるところにワウワウギターが絡む超クールなナンバー。この映画最近リメイクもされてるけど、やっぱオリジナルの方が好きだなぁ。とにかくスリリングで緊張感たっぷりの70分弱。ド定番です、これは聴いたことなきゃまずいでしょ。最高。

J.J.BARNES,STEVE MANCHA & DARRELL BANKS
                   / THE SOUND OF DETROIT
199?/英ACE/CDSXD 061/CD (ORIGINAL RELEASED : 1969/69)
デトロイトのシンガーのVoltでのアルバムをカップリングした変則2in1CD。J.J.Barnesのはノーザンスタイルで完璧。Steve Manchaは後に100 Proof Agedで有名になるあの人。絞り出すような歌い方でミディアムナンバーを歌っています。これもまた良し。Darrell BanksはAtcoのアルバムがなんといってもマストだが、このVolt盤もディープなフィーリングムンムンでなかなかカッコいいです。このCDはいい曲たくさん入ってるからお買い得です。1枚で3粒おいしいし。