THE FIVE DU-TONES / THE FIVE DU-TONES
1996/伊RING OF STARS/ROS CD 878/CD
某ガイド本にシカゴのContoursといった表現がありましたが、正にそんな感じのダンス・グループ。アップテンポの曲は強烈なダンスビートに加え、タフでワイルドで非常にカッコいいです。ドゥ・ワップ出身なのでしょうか、スローも悪くはないです。「Divorce Court」はSkaみたいな2ビートがカッコいいダンス・チューン。「The Cool Bird」のノーザンっぷりには痺れます。正規再発が進んでないグループで、このCDもブートまがいのものですが、見つけたら速攻ゲットすべし。

THE FANTASTIC JOHNNY C
               / BOOGALOO DOWN BROADWAY
1998/米JAMIE.GUYDEN/4004-2/CD (ORIGINAL RELEASED :1968)
ノーザンソウルの傑作としてよく雑誌とかで目にするThe Fantastic Johnny Cのアルバム『Boogaloo Down Broadway』にボーナストラック2曲を追加したCD再発。ジャケがオリジナルのものではないのが残念。でもまあ聴けるだけで幸せってなもんです。表題曲からも分かるようにブーガルの要素を取り入れたファンキーなノーザン・ビート。ダンサブルでカッコいいのでお薦め。さらりと歌ってる様で何気にディープで味がある。カバーも多いけどそれなりに良い出来です。

IKE & TINA TURNER / THE KENT YEARS
2000/英KENT/CDKEND 182/CD
Ike&TinaはこのKent時代はあまり話題に上がりませんが、私は何といってもこの時代が好きです。あのManfred Mannもカバーした「I Can't Believe What You Say」は硬質ビートが炸裂するダンスナンバーでカッコいいです。「Goodbye,So Long」や「Gonna Have Fun」あたりもTinaのシャウトが力強いノーザン・ナンバー。P-Vineからもこの時期のCDが出てましたが、こちらの方が入手し易いし、未発表曲も入ってて良いです。やっぱりKentは頼もしいですね。

THE IKETTES / FINE,FINE,FINE
1992/英KENT/CDKEN 063/CD
名前から想像つくように彼女達はIke&Tinaのコーラス&バックダンサーとして活動、あのP.P.Arnoldも一時期在籍ってことで知られていますね。これはそのIkettsとしての活躍をまとめたCD。ノーザン・コンピに引張りだこの「Camel Walk」、「Peachs'N'Cream」はIke特有の金属ギターサウンドが冴え渡った素敵なダンスナンバー。ブルージィなのありノーザンありと、いかにもモッズが飛びつきそうなナンバーばかり。本CDの表題曲「Fine,Fine,Fine」もカッコいいです。

INEZ & CHARLIE FOXX / COUNT THE DAYS
1996/英CHARLY/CDRB 26/CD
伝説のレーベルSueで「Mockingbird」の大ヒットを放った男女デュオのMusicor/Dynamo移籍後の音源を集めたCD。これから買うなら英Kentから再発された編集盤(CDKEND 193)の方が曲が多いからお薦めです。ここでも「Mockingbird」の再録もしてますが、ちとパワー不足かな。メロウなミディアム・ナンバーが多いのですが、「I Ain't Goin' For That」、「You Fixed My Heartach」、「Hard To Get」等とノーザンな曲もバッチリと決めてくれますのでご安心を。