HONEY CONE / SOULFUL SUGAR
2001/英SANCTUARY/CMDDD 340/2CD
60年代を代表するガールズグループにはSupremesが、そして70年代にはこのHoney Coneがいる。これはInvictus系列のHot Waxからリリースした3枚のアルバムに加え、シングル曲などを追加したコンプリートCD。70年代という時代にマッチしたタフでファンキーなサウンド、彼女達は70年代ガールズノーザンNo.1グループといっても問題ないでしょう。「Girls It Ain't Easy」「Want Ads」他名曲のオンパレードです。これは買って損無し。正に70年代のSupremus。

LAURA LEE / WOMEN'S LOVE RIGHTS
2002/英SANCTUARY/CMDDD 600/2CD
Hot Waxから発表した1stと2nd、Invictusから発表した3rdにアルバム未収録曲を収めたHot Wax/Invictus全曲集。Invictus/Hot Wax関連の中ではある意味、一番正統派レディソウルシンガーといえるでしょう。初期はウーマンリブ的なイメージが強いですが、程よくメロウかつディープなサウンドが心地よいです。そんな中でも典型的なInvictus/Hot Wax流ノーザンソウルといったリズミカルなダンサーもところどころに入っていて走攻守のバランスが取れています。

100 PROOF AGED IN SOUL / 100 PROOF AGED IN SOUL
1992/英DEMON/HDHCD 504/CD
これまたSteve Manchaという名シンガーを擁する最強のグループ。このCDは1st全曲に何曲かプラスした編集盤ですが、今だとSequeが出してる2in1が入手可能。けど、Sequel盤は中途半端に何曲か削られてるんだよなぁ。このグループがInvictusの中では一番ノーザン指数が高いですかね。「Somebody's Been Sleeping In My Bed」でのノーザンっぷりといったら… イントロからやられっぱなしの完全無敵の名曲です。是非お聴きあれ。

PARLIAMENT / OSMIUM
2001/英SANCTUARY/CMRCD 339/CD (ORIGINAL RELEASED : 1971)
一般にはあまり知られてませんが、Parliamentの最初のアルバムは何を隠そうInvictusから。これはInvictusから発表したアルバムにシングルを追加したInvictus全曲集。P-Funk以降の雑食性も既にこの頃から見られます。「I Call My Baby Pussycat」は図太いグルーヴが強力なレア・グルーヴ・ナンバー。「Breakdown」も濃厚なファンクナンバー。個人的なお気に入りは音の波が押し寄せてくるヘヴィ・ファンク「Funky Woman」です。全体的にはロック色が強いかな。

THE POLITICIANS / PSYCHA-SOULA-FUNKADELIC
1999/英SEQUEL/NEMCD 444/CD
Funkadericへの参加で知られるMckinley Jacksonを中心とするサイケデリック・ファンクバンドがHot Waxに残した72年のアルバムにシングルを追加した再発CD。他のメンバーは元Parliamentの様で(ここら辺はメンバーの移動が激しいのでよく分かりません…)、サウンドの方もロック色の強いドファンク。P-Funkって個人的には派手すぎて苦手なんですが、このグループはどっしりとした力強いファンクで非常にカッコイイので実はお勧め。「Free Your Mind」とか最高。