RUTH COPELAND / GIMME SHELTER
2002/英SANCTUARY/CMRCD 576/CD
70年と71年に2枚のアルバムを残している白人シャウター系シンガーの、その2枚のアルバムをカップリングしたCD。George Clintonを初めParliamentの面子がバックで参加しています。Eddie Hazelの粘り気のある独特のギタープレイも炸裂しており、Janisよろしくシャウトしまくる「Suburban Family Lamemt」が代表曲。本CDの表題曲にもなってますがRolling Stonesの「Gimme Shelter」のカバー等、ソウルファンというよりはロックファンに受けそうな内容です。

THE SMITH CONNECTION / UNDER MY WINGS
2005/P-VINE/PCD-22107/CD (ORIGINAL RELEASED : 1972)
Music Merchant発、極上のスウィートソウル大名盤がこのSmith Connection唯一のアルバム。70年代後半からにはMotown入りしプロデューサーを努めたり楽曲を提供したり、また自身の作品を発表したりしたMichael Lovesmithを中心とするグループ。ビシッと決まったジャケもしかり、雲の上へと最高の乗り心地でふんわりと連れて行ってくれる作品です。発表当時メンバー全員10代ということもあってか拙い部分もあるけれど、それを補っても有り余るこの甘さ。

V.A. / INVICTUS CLUB CLASSICS
1999/英SEQUEL/NEMCD 436/CD
Invictus(Music Merchantも含む)音源によるコンピですが、他のヒット曲を集めたコンピと大きく違うのはタイトルが示す様にクラブ向けの曲をコンパイルしたのがこのCD。有名どころはここではむしろ脇役。Silent Majority「Something New About You」が極上のスウィートソウルで最初のハイライト。2曲収録されているSatisfaction Unlimitedも何ともカッコイイです。Tyrone Edwardsの「Can't Get Enough Of You」も非の打ち所の無いInvictus流ノーザンで最高。

V.A. / INVICTUS CLUB CLASSICS U
2001/英SANCTUARY/CMRCD 338/CD
Incictus関連フロア向け音源コンピの続編。Chairmenは「Come Together」が選曲される等、こちらはロック色の強い楽曲を中心にコンパイルされております。ジャジーな跳ね系ビートが最高にクールなLucifer「Time Gonna Change Everything」、濃いロックグルーヴのWarlock「Music Box/Struggling Man」等相変わらず聴き所多数。レアグルーヴも守備範囲に入れたファンキーグルーヴNatural Highの「Bump Your Lady」個人的には収穫。第1集と共にマスト。

V.A. / THE MUSIC MERCHANT STORY
1997/英DEEP BEATS/DEEPM 024/CD
InvictusとHot Waxが兄弟レーベルだとすればGroove Merchantはその従兄弟レーベルとでもいいましょうか。設立は72年でBuddahによってディストリビュートされた知る人ぞ知るH-D-Hによるレーベル。Motownサウンドはある意味こっちの方が継承してるともいえます。Jackon 5のMM版、Brotherly Loveの「Mama's Little Baby」はまるで「I Want You Back」の様なキッズソウルの名曲。Brenda Hollowayも音源残してたりします。番外編ですが、お勧めの1枚。