OTIS CLAY / THE Hi RECORDS YEARS |
1996/米THE RIGHT STUFF/7243-8-36027-2-8/CD |
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このOtis ClayというシンガーはディープさでいったらHiの中でもトップクラスであろう。これは傑作アルバム『Trying
To Live My Life Without You』全曲を含むベスト盤。「Trying〜」はHiサウンドにのせてディープに歌う名曲。ディープ/サザン・ソウルファンは必聴でしょう。ファンキーミディアムナンバー「Hard
Working Woman」あたりもお勧めです。Hiサウンドってディープなのにファンキーなところがまた魅力的です。ディープソウル好きなら押さえておきたいシンガー。 |
O.V.WRIGHT / THAT'S HOW STRONG MY LOVE IS |
1990/英DEMON/HI UK CD 108/CD |
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彼は76年にHiに移籍するまでにDuke傘下のBack
Beatで5枚のアルバムを残し、確固とした地位を築きました。これはHi移籍後の作品を集めた編集盤。しかし、凄いです。この人のディープな歌いっぷりは。「Into
Something」なんて鬼気迫るものすら感じるほど。某ガイド本に"背筋が凍る"とありますが、まさにその通り。海の底まで沈んでしまいそうなディープな歌声、中途半端な気持ちじゃ聴けません。正座して聴きましょう。80年に心臓病の為残念ながら他界。合掌。 |
QUIET ELEGANCE / THE COMPLETE QUIET ELEGANCE |
2001/英DEMON/HILO 185/CD |
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ディープソウル版Supremesとでも形容しましょうか、HiのガールグループのHiでの全音源を纏めた全曲集CD。Martha
Reeves&The Vandellasの後期メンバーにしてMartha
Reevesの妹とGloriesというガールグループにて活動していたメンバーが在籍してます。Hiサウンドに乗せたディープなボーカルにさり気なく絡んでくるバックコーラスで中々聴き応えがあります。James
Carrの「You've Got My Mind Messed Up」のカバーも秀逸。知名度こそ低いが素晴らしい。 |
SYL JOHNSON / THE COMPLETE SYL JOHNSON |
2000/英DEMON/HEXD 51/2CD |
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Hi入りする前にTwinightからファンキーな傑作アルバムを2枚残してますが、そちらは別項にて。Hiでの諸作品もまた格別の良さがあり、これらもまた必聴と言えるでしょう。これはHiでの作品全てをCD2枚に完全収録したお得盤です。バックの演奏がタイトにグルーヴを打ち出すミディアムナンバー「Feeling
Frisky」や、ノーザンスタイルの「I Want
To
Take You Home」あたりは好ナンバー。ファンキーかつディープという何とも贅沢ながこのHi時代の作品群。名曲多数収録。 |
WILLIE MITCHELL / POPPA WILLIE THE Hi YEARS |
2001/英DEMON/HEXD 48/2CD |
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Hiを支えた名コンポーザーとして知られるところですが、彼自身Hiに多くの作品を残しており、これは彼のHi時代の2枚組アンソロジー。ディスク1に彼の自作曲を、ディスク2にカバー曲をという構成も何とも素晴らしい。大半の曲がインストなんですがディープなサウンドではなくてネタとしても十分通用するヒップなダンスチューンが満載なので、ディープソウル苦手な人こそ絶対に聴いて欲しい。有名なところでは「The
Campion」とかが最強のキラーチューンで必聴です。 |
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