BARBARA ACKLIN /
       LOVE MAKE A WOMA/SEVEN DAYS OF NIGHT
1998/英EDSEL/DIAB 868/CD (ORIGINAL RELEASED : 1968/69)
シカゴを代表するレーベルBrunswickの看板シンガーの68年作と69年作のカップリングCD。彼女はボーカルとしての才能も素晴らしいが、ソングライターとしての才能も素晴らしく、Eugene Recordsと何曲か共作している。前者の方では「Love Makes A Woman」「Be By My Side」あたりが素晴らしい。69年作の後者の方はなんといっても「Am I The Same Girl」でしょう。後に多くのミュージシャンによってカバーされた名曲中の名曲。

THE CHI-LITES / THE BEST OF
1987/英KENT/CDKEN 911/CD
シカゴの灯りというグループ名からも分かるとおり、シカゴソウル界における屈指の名コーラスグループです。シカゴの老舗レーベルBrunswickから「Give It Away」を皮切りにヒット曲を連発しました。なかでも優れたシンガーでありソングライターであり、さらにはプロデューサーでもあるEugene Recordの存在が大きく、「Too Good To Be Forgotten」「Stoned Out Of My Mind」「24 Hours Of Sadness」等、どの曲をとっても素晴らしいの一言に尽きます。

THE FASCINATIONS / OUT TO GETCHA!
1997/英SEQUEL/NEM CD 881/CD
Curtis Myfieldプロデュース作品の中ではなんといってもこのグループが一番でしょ。60年代ガールグループの中でも屈指の名グループです。このCDにはThe Mayfield Singers/Playersの音源も合わせて収録されてます。「Girls Are Out To Get You」「I'm In Love」「Trusting In You」「Crazy」あたりはノーザンソウルの中でも上位に位置する名曲でしょう。これはガールズグループファンのみならず掛け値なしに必聴でしょう。
                       
THE 5 STAIRSTEPS / STEP BY STEP BY STAIRSTEPS
1994/英SEQUEL/NEM CD 696/CD
Jackson5よりも早いキッズ(ファミリー)グループの先駆けとなったこのグループは、かのCurtis Mayfieldに見出され世に出ることとなったグループで、このCDはカーティスが関わった作品を含み、66年から71年までの音源から編集したベストアルバム。Curtom期の作品は全てシカゴスタイルのノーザン〜ニューソウルの流れを汲む傑作。後半の音源はロックシーンとクロスオーバーしており、様々なスタイルに意欲的に取り組んでいます。
                       
GENE CHANDLER / THE DUKE OF EARL
1993/米VEE-JAY/MVD2-712/CD (ORIGINAL RELEASED : 1962)
この人もシカゴソウルを代表するシンガー。これはアルバムにボーナストラックを追加してVee-Jay時代の音源は全部(?)収録したCDだと思います。この頃はまだ古いスタイルを引きずってますが、濃厚にネチっこく歌い上げてます。ドゥワップスタイルの「Duke Of Earl」や早くもノーザンを思わせる「Turn On Your Love Light」が素晴らしいです。この時代のCurtis作品は「Rainbow」と「Man's Temptation」の2曲。