BABY WASHINGTON / THE SUE SINGLES |
1996/英KENT/CDKEND 136/CD |
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50年代後半からすでにアーリーソウルシンガーとして活躍していたが、彼女の力量が発揮されたのは62年にSue入りしてから。このCDはSueでのシングルをまとめた素晴らしい内容。中にはノーザンっぽい作品もありますが、ここでのメインはスロー/ミディアムナンバー。彼女のゴスペル色の強い唱法にSue特有の都会的なサウンドが絡み、まさにエレガント。なんでもJuggy
Murray1番のお気に入りシンガーだったとか。 |
IKE & TINA TURNER / PROUD MARY-THE BEST
OF |
1991/米EMI/CDP-7-95846-2/CD |
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Sueを代表するミュージシャンといえば、このデュオ。これはEMI系列のSue、Minit、Liberty、United
Artist等の音源をまとめたCD。60年〜75年の作品を収めており、代表曲「Proud
Mary」も収録されており、ベストとしては1番良くまとまっています。Sue時代は7曲収録。ちゃんとした形ではこういった編集盤でしかSue音源が再発されていないのは残念です。特に「It's
Gonna Work Out Fine」でのTinaのシャウトはパワフルでカッコいいです。 |
IKE TURNER & HIS KINGS OF RHYTHM
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IKE'S INSTRUMENTALS |
2000/英ACE/CDCHD 782/CD |
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CollectablesからSueでリリースしたインストアルバム『Dance』が再発されてますが、ジャケからして粗悪なつくりなのでお薦めできません。で、こちらはイギリスのAceが組んだIke名義のインスト作品を編集したCDで、前述の『Dance』も全曲収録されてるんで、迷わずこちらを買いましょう。ここに収められてるSueでのインストは14曲。どれもIke特有の金属的なギターとダンスリズムがビシっときまっていて、なんともカッコいいです。カッコよすぎるんでこれは必聴ですぜ。 |
INEZ & CHARLIE FOXX
/ MOCKINGBIRD THE COMPLETE SUE RECORDINGS |
2001/英CONNOISSEUR/COLL 103/CD |
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男女デュオということで、しばしばIke&Tinaと比べられることも多いですが、実力はこちらの方が上とも言われています。長らく入手困難だったSue傘下Symbolに残した作品全てが、ようやくCD化されました。なんともパワフルな「Mockingbird」はやっぱりカッコいいし、「Mockingbird」の焼き直し(?)みたいな「Jaybirds」なんてのも良いです。なかなか再発が進まないSue音源だけに、これは快挙に等しいCD化で嬉しい限りです。 |
JIMMY McGRIFF / TOPKAPI |
1996/米COLLECTABLES/COL-5717/CD (ORIGINAL RELEASED : 1965) |
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彼はSueには多くの作品を残したオルガニスト。これはSueでは5枚目のアルバム。いつもの事ながらクールなジャケを台無しにするCollectablesの再発にはウンザリさせられます。何とかして欲しいものです、ホントに。ジャケに写ってる女性はモデルのKiko
Morgan。この作品は映画やテレビのサントラ曲をカバーしたもので、ハモンドがクールに響くモッド版イージーリスニングとでもいいましょうか。あぁ素晴らしきかなハモンドの響き。 |
V.A. / I CAN'T STAND IT!! THE BEST OF SUE
RECORDS |
1994/東芝EMI/TOCP-8375・76/2CD |
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ピーター・バラカン氏が監修したSue音源を集めた奇跡としか言い様が無い2枚組。当時ちょっとしたモッズブームが起きてたからこそ、この様な国内企画が実現したのでしょう。もちろん今は廃盤状態。なかなか再発が進まないSue音源だっただけに残念な限りです。ライナーも内容も文句無しの2枚組になってます。Ike&TinaやSoul
Sistersら有名なところから、マイナーどころまでこれで押さえられますので、頑張って中古で探してくださいな。 |
V.A. / DANCE-A-LONG AT WHISKY A GO GO |
1998/東芝EMI/TOCP-50567/CD |
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日本のモッズ集団blue dressが監修したCDで、同時にリリースされたChess編に対し、こちらはEMI系列のR&Bを編集したもの。Sue以外の音源も混じってますが国内盤でこれだけまとまってSue音源が再発されたのは珍しいのでここに掲載します。かなりマニアックなところまで収録されてますが、1曲1曲鈴木啓志による解説がついているのでご安心を。Sueの作品ではないけど、Excitersの「Do
Wah Diddy」はこれで初めて聴くことができました。 |