SOUL CHILDREN / SOUL CHILDREN/GENESIS
1990/英ACE/CDSXD 944/CD (ORIGINAL RELEASED ; 1969/72)
後期スタックスを代表する男女混成グループ。69年作と72年作のカップリングCD。スローもいいけど、個人的にはやっぱり「Give'Em Love」や「Doing Our Thing」みたいなアップテンポについ耳がいってしまう。アナログだとA面がスローでB面がアップテンポになってるのね。後者の方は代表作に挙げられることも多い作品。「Hearsay」とか良いです。こっちのアルバムはかなりディープで、コーラスグループの本領発揮といったところ。

SOUL CHILDREN / FRICTION/BEST OF TWO WORLDS
1992/英ACE/CDSXD 056/CD (ORIGINAL RELEASED ; 1974/71)
74年の『Friction』と71年の『Best Of Two Worlds』のカップリングCD。前者はバラードのオンパレードで彼らの実力を見せつけられます。唯一のミディアムテンポの「We're Gettin' Too Close」も迫力満点です。けど個人的には後者の71年作の方が好きです。特に「Bring It Here」とか「Put Your World In My World」みたいなアップテンポの曲での男女コーラスの絡みが秀逸で、素晴らしいの一言に尽きます。

WILLIAM BELL / A LITTLE SOMETHING EXTRA
1992/米FANTASY/SCD-8566-2/CD
デビューアルバム『The Soul Of A Bell』もCDで容易に入手できますが、それよりも内容が濃いのはこちら。これも未発表曲集なんですが、他の同シリーズのものと同様。中身は素晴らしいいです。この人もOtis Reddingに匹敵するくらいディープな歌いっぷりです。リズムナンバー「Forever Wouldn't Be Too Long」とか実にダイナミックでカッコいいです。Impressions風の「We Got Me Where You Want Me」あたりも好きです。

V.A. / 1000 VOLTS OF STAX
1991/英ACE/CDSXD 042/CD
パッと見ると普通のベスト盤に思うかもしれませんが、そこはACEなので一筋縄ではいきません。レア曲と未発表曲を集めたコンピです。さすがACEいい仕事してるなーって、アメリカ人もっとしっかりせんかい!!って気もしますが。Motownに未発表曲がたくさん眠ってるのは知られていますが、Staxにもあるもんですね。ややマニアックな内容ではありますが、これだけでも結構楽しめますよ。Staxファンなら押さえておきたいところ。

V.A. / 2000 VOLTS OF STAX
1992/英ACE/CDSXD 074/CD
その第2弾。持ってませんが、確か5集まで出てたと思います。ここでもレア音源が惜しげも無く18曲収録されてます。個人的に気に入ったのはRufus ThomasによるLee Dorseyのカバー「Ride Your Pony」です。他にはBar-KaysやJohnny Taylorとかの未発表曲も良かったです。うーん、どの録音も当時世に出なかったのが勿体無い程の出来。後は各々で宝物を掘り当てて楽しんでください。うーん、これは続編も気になるなぁ…