RUFUS THOMAS / WALKING THE DOG
199?/米ATLANTIC/7 82254-2/CD (ORIGINAL RELEASED : 1963)
StaxきってのファンキーおやじRufus Thomasの第1弾アルバム。大ヒット曲「Walking The Dog」他、"Dog"シリーズの「The Dog」など、ちょいゆるめのダンスリズムがいい感じ。John Lee Hooker「Boom Boom」、Lee Dorsey「Ya Ya」等のカバーもそこそこいい味出してます。しかしこの人ホントにひょうきんだなー。聴いているこっちまで楽しくなる、そんな1枚です。

RUFUS THOMAS / DO THE FUNKY CHICKEN
1991/英ACE/CDSXE 036/CD (ORIGINAL RELEASED : 1970)
70年代に入るとますますファンキー度が増し、彼にしか出来ないファンキーサウンドを確立しました。表題曲「Do The Funky Chicken」はニワトリの泣き声も入った最高なファンキーナンバー。Sunレコードから出した「Bearcat」の再録もしてます。「Rufus Rastus Johnson Brown」あたりも最高です。ラストの「The Preacher And The Bear」も実に楽しげなナンバーで良し。1枚通して聴けるファンクの名盤。

RUFUS THOMAS / DID YOU HEARD ME?
                  /CROWN PRINCE OF DANCE
1995/米FANTASY/SCD-88026-2/CD (ORIGINAL RELEASED : 1972/73)
これは彼の作品の中でも重要作2枚を1枚のCDにまとめたもの。内容はもちろん最高なんでとにかくマストですよ。しかしこの人なんでもダンスナンバーにしてしまいますね。「The Breakdown」「Do The Funky Penguin」「Funky Robot」他どれもファンキー!!Little Richardのロックンロールクラッシック「Tutti Frutti」をファンキーにカバーしてます。Staxファンクの傑作です。

RUFUS THOMAS / CAN'T GET AWAY FROM THIS DOG
1991/英ACE/CDSXD 038/CD
これは未発表曲と別バージョンを収めたCD。個人的には「Walking The Dog」「Jump Back」の別バージョンが嬉しかったです。カバー曲とかも多く入ってるんですが、彼のルーツが伺えます。未発表曲「I Want To Hold You」が良いです。中にはブルース臭い曲もあり、彼の真面目な(?)一面も聴くことが出来ます。
                       
RUFUS THOMAS / THE BEST OF
1996/米RHINO/R2 72410/CD
Rhino編集による19曲入りベスト盤。Sunレコードから出した「Hound Dog」へのアンサーソング「Bear Cat」も収録されてます。Dogシリーズの中では「Can Your Monkey Do The Dog」が1番好きかな。軽快な「Jump Back」は勿論のこと「Sophisticated Sissy」あたりの図太いファンクも好きです。「The Memphis Train」なんて最高!!ただこのCDは70年代のファンク作品があまり収録されてないのが難点か。