V.A. / SOUL SHOTS
1987/米RHINO/R2 75774/CD
アメリカが誇る再発レーベルRhinoが編んだ60'sソウルのコンピ。ジャケは面白みに欠けますが、中身は文句の付けどころが無いです。1曲目からJ.J.Jacksonの「But It's Alright」で、J.B.、Dyke&The Blazers、Billy Stewart、Fontella Bassと息つく暇もなく名曲のラッシュが続きます。さりげなくRamsey Lewis TrioやKing Curtis等のナンバーが入ってるものセンスが伺えます。これからソウル聴いてみようって人にもうってつけの内容でお薦めです。

V.A. / SOUL SHOTS VOLUME 2
1988/米RHINO/R2 75770/CD
Rhinoコンピ第2弾。本作は結構通好みの内容かな。ファンキーStaxことJohnny Taylorの「Who's Making Love」で幕を開け、Rodger Collinsの完璧なノーザン「She's Looking Good」と続く。Barbara Acklin、Major Lance、Jerry Butler、Tyrone Davisとシカゴ勢もバランス良く収められています。Booker T.&The MG'sはありがちに「Green Onions」では無く「Time Is Tight」が選曲されてるあたりにセンスを感じずにはいられない。センスに脱帽。

V.A. / SOUL SHOTS VOLUME 3
1989/米RHINO/R2 75757/CD
Rhinoコンピ第3弾。The Capitols「Cool Jerk」、The Marvelows「I Do」、Edwin Starr「Agent Double-O-Soul」、The Impressions「It's Alright」と個人的に大好きな曲が立て続けに並んでいるので本作も愛聴してます。前半はノーザン系のアップテンポが続きますが、終盤はJames Carr、O.V.Wrightとディープなのが入っているバランスの取れた選曲が素晴らしい。Rhinoならではのレーベルを超えた贅沢な選曲で大満足ですな。
                       
V.A. / SOUL SHOTS VOLUME 4
1989/米RHINO/R2 75758/CD
シリーズ最終の本作はこれまでとは趣向を買えてアーバン・ブルースを集めたものです。ブルースといっても軽快に踊れるようなナンバーを集めているのでご安心を。超定番曲Tommy Tucker「High-Heel Sneakers」も入ってます。私も確かこのCDで初めて聴いたのかな。サンプリングのネタとしても有名なLowell Fulsom「Tramp」も入ってる美味しい選曲。B.B.King、Otis Rush、Buddy Guy等の大御所もしっかりと入っています。
                       
V.A. / SOUL GALORE!
1999/英RICHMOND/RMOND 3007/CD
躍動感溢れるジャケからして名盤の予感。収録曲16曲中14曲がBrunswick音源を集めたノーザンコンピ。年代にもバラツキがあるものの、実に楽しめる1枚になってます。表題曲になってるJackie Wilsonの「Soul Galore」からして激しいノーザン。Gene ChandlerによるJ.Bカバー「There Was A Time」も熱くて尚且つクール!! Jerry Butlerの弟Billy Butlerの「Help Yourself」も好ナンバー。Johnny Howard「The Chase Is On」は英国で人気の1曲。