THE SUPREMES / SUPREMES A GO GO
1996/米MOTOWN/3746351382/CD (ORIGINAL RELEASED : 1966)
Supremesのアルバムではこれが一番好きです。ノーザンクラッシック「You Can't Hurry Love」をフィーチャーしたアルバムで、全曲素晴らしいアルバム。これ1枚でダンパ開けます。他ミュージシャンのカバーもこれがまた素晴らしい。Isleyの「This Old Heart Of Mine」やFour Topsの「I Can't Help Myself」もさることながら、中でもTempsの「Get Ready」は必聴!!こっちの方が個人的には好きです。ベースがうなるうなるわで、言葉にならないカッコよさ。

THE TEMPTATIONS / GETTIN' READY
199?/米MOTOWN/3746353732/CD (ORIGINAL RELEASED : 1966)
ジャケもダンディな初期の傑作アルバム。個人的にも大好きな超名曲「Get Ready」が収録されてるってだけでもいいのに、他の曲も良いです。「It's A Lonely World Without Your Love」はゴキゲンなノーザンナンバー。ミディアムもスローも良いです。さすがMotown実力No.1グループの実力をまじまじと見せつけてくれます。12曲中8曲がSmokey Robinsonの作品で、勿論それらは素晴らしい。アルバム単位で聴いても飽きない1枚。マスト。

THE TEMPTATIONS / CLOUD NINE
1997/ポリドール/POCT-9033/CD (ORIGINAL RELEASED : 1969)
本作はMotown流ファンクの傑作。時代の流れにのってファンクやってみました、ってなノリだったんでしょうがそこは流石Motown、一筋縄ではいきません。表題曲「Cloud Nine」を始め「Runaway Child,Running Wild」他、ナイスなファンクナンバーでいっぱいです。本作と合わせて70年リリースの『Psychedelic Shack』はファンク期のTempsのアルバムとしては外せません。この頃からMotownも次の時代を迎えることになります。

THE VELVELETTES / THE VERY BEST OF
1999/米MOTOWN/314549507-2/CD
アルバムを残さなかった事もあってか、Motownの中ではイマイチ知名度が低いガール・グループですが、勿論素晴らしいですよ。これは4曲の未発表曲を含む決定的なベスト盤。サウンドスタイルはMarvelettesに近いです。「Needle In A Haystack」は初期Motownを支えた名曲。あと、「I Know His Name」は未発表曲だが完全なMotownスタイルのノーザンナンバー。どうしてこんな素晴らしい曲が当時世に出なかったのでしょうか。
                       
V.A. / HITSVILLE USA THE MOTOWN COLLECTION 1959-1971
1994/米MOTOWN/530 129-2/4CD
これはデトロイトのローカル・レーベルだったMotownがアメリカを代表するソウル・レーベルに至るまでのドキュメンタリー作品と言っても差し支えないでしょう。59年から71年まで、つまりMotown全盛期の代表作は全てこのボックスに収められています。Motown聴いたこと無い人がいきなりこれから入ってもノープロブレム。外れどころか、むしろお釣りがくるくらい。Beatlesでお馴染みの初期ヒットBarrett Strong「Money」に始まって、Marvin Gaye「What's Going On」やJackson 5等の新しい時代を迎える頃の作品まで、ほんとに名曲揃いです。ソウルファンは絶対にマスト。ちなみに71年以降の作品を収めた続編も出てますが、持ってないや。やっぱりまぶしいほどに輝いていたのはこれらのポップ・ソウル諸作品ですから。このボックスは私にとっての宝物。