MANFRED MANN / FOUR MANFRED MANN ORIGINALS
1966/英EMI/7243 8 35040 2 2/4CD
米オリジナルアルバム5枚の内で、イギリス盤と同内容の『Mann Made』を除く4枚をオリジナルジャケットを縮小した紙スリーブに封入し、ポスタータイプの折り込みライナーノーツと共に収めたミニボックス仕様。アナログそっくりに再現してるこの仕様、ミニチュア感覚で個人的に気に入ってます。EMIいい仕事してます。詳しい内容についてはジャケ写をクリックしてください。

MANFRED MANN / MANN MADE
1997/英EMI/7243 8 56577 2 6/CD (ORIGINAL RELEASED : 1965)
そして、こちらがその英米同内容の2ndアルバム『Mann Made』。97年にようやくデジパック仕様で再発されました。Paul Jonesのオリジナル「I Really Do Believe」やTom McGuinnes作の「L.S.D」等、良い曲がバランスよく並んでいて完成度の高い1枚。カバー曲も彼らならではのアレンジが加わっていて良い仕上がりになっています。彼らのセンスが十分に感じられる1枚。

MANFRED MANN / SOUL OF MANN
1993/東芝EMI/TOCP-7943/CD (ORIGINAL RELEASED : 1967)
これはMod Jazz屈指の名盤!! 全曲名曲、持ってて決して損無しの1枚です。厳密にいうとこれはオリジナル・アルバムではないんですけど、内容はそれ以上なのでお薦め。このジャケは当時日本のみでCD化された時の日本独自のジャケットです。先日めでたくオリジナルジャケ(こわーい骸骨ジャケです)で無事再発されました。なかでもRolling Stonesの「Satisfaction」のカバーは凄すぎ。こんなアレンジでカバーできるのは彼ら以外には存在しないでしょう。

MANFRED MANN / THE BEST OF THE EMI YEARS
1996/東芝EMI/TOCP-3246/CD
タイトルの見りゃ分かると思いますが、EMI時代のベストです。初めての人はこれから聴くのがよいでしょう。曲もたくさん入ってるし、安いし。このグループは繰り返し聴いてても飽きてこない程曲が粒ぞろいです。弾けるような「Sha La La」やノーザン・ビートのダンサブルな「She」あたりが特に好きですね。もちろん「5-4-3-2-1」も好きですよ。さらに、このCDには「5-4-3-2-1」のReady Steady Goのテーマに使われた際のショートヴァージョンなんてのも入ってます。

MANFRED MANN / AT ABBEY ROAD 1963-1966
1998/東芝EMI/TOCP-50424/CD
これまたEMI時代のベストですが、「Without You」のコマーシャルテストと「Ain't That Love」が本CDで初出です。ちなみにライナーノーツはTom McGuinnesが書いてたりします。上記のベスト盤とダブりが多いですが、このEMIが出しているAbbey Roadシリーズはよくまとまっているので許してあげましょう。このシリーズは他のアーティストでも色々出てるんで、よかったらチェックしてみてください。

MANFRED MANN / BBC SESSIONS
1998/英EMI/7243 4 97770 2 6/CD
98年に発掘されたBBC音源集。全てEMI時代、Paul Jones在籍時の音源を収録してます。大ヒット曲「Do Wah Diddy Diddy」、「5-4-3-2-1」等の音源が収録されてないのが残念ですが、BBCとはいえども彼らのライブ音源は貴重なだけに嬉しい限り。演奏がややチープな印象を受けますが、まあ彼等に関しては何でも許せちゃいますね。Yardbirdsの「Still I'm Sad」なんかのもカバーしてます。何のヒネリもないジャケがチト残念。

PAUL JONES / POUL JONES COLLECTION VOLUME 1
1996/英RPM/RPM 168/CD
Manfred Mannを脱退し、ソロになってからの音源を集めた編集盤その1。Manfred Mann時代はR&B魂溢れるヴォーカルを聴かせてくれていましたが、ここでもそれを期待するとちょっと面食らってしまいます。なぜならというとソロに転向して彼が目指したのはポップ路線だからです。このCDでは未発表曲でBilly Nichollsの幻(?)の名曲「Would You Believe」をカバーしているのには驚きました。

PAUL JONES / POUL JONES COLLECTION VOLUME 2
1996/英RPM/RPM 169/CD
その第2弾。ここでも華やかなポップスで個人的にはあまり面白くなかったです。強いて挙げるとしたらCoastersのヒット曲「Charlie Brown」のカバーと未発表でJones自作の「Take Care」あたりかな。フィレス方面のポップスファンにはいいかもしれませんね。

PAUL JONES / POUL JONES COLLECTION VOLUME 3
1998/英RPM/RPM 183/CD
第3弾。もういいかなって思ってたけどこれは意外と良かったです。Foundations屈指の名曲「Baby Now That I've Found You」やH-D-H作のMarvin Gayeの「How Sweet It Is」のカバーで再び黒い喉を披露してくれています。やっぱこの人はこうじゃないとね。再びR&B路線(それでも曲調はポップだけど)の曲が多くてこのシリーズの中では1番好きかな。

MIKE VICKERS / I WISH I WHERE A GROUP AGAIN
1999/英EMI/7243 5 20222 2 9/CD (ORIGINAL RELESED : 1967)
『Man Made』を最後にグループを脱退したMike Vickersのソロ・アルバム。グループ在籍時からギター、サックス、フルートを演奏するなど音楽的センスに長けていたが、このソロ作品でも彼のアレンジャーとしての真価が十分に発揮されています。Paul Jones時代の「Pretty Flamingo」に、Mike d'Abo時代の「ミスター・ジェイムスの花嫁さん」をカバーするなど、Manfred Mann番外編といった内容。アレンジのセンスが良く、どの曲も最高にヒップに仕上がってます。