EDDIE FLOYD / KNOCK ON WOOD
19??/MMG/20P2-2383/CD (ORIGINAL RELEASED : 1967)
彼の代表作としてもお馴染みの1枚。超有名曲「Knock On Wood」は誰がなんと言おうと傑作中の傑作でしょう。彼はソングライターとしての才能もあり、Wilson Pickettに提供した「634-5789」を自身も吹き込んでいる。カバー曲が多くJ.J.Jacksonの「But It's Alright」のカバーとかは残念ながら迫力不足です。あと「Raise Your Hand」も良いですが、アルバム単位としてはそれ程でもないかな。

EDDIE FLOYD / I'VE NEVER FOUND A GIRL/RARE STAMPS
1993/英ACE/CSSXD 096/CD (ORIGINAL RELEASED : 1968?/??)
後者の方はベスト盤?みたいなもので、重複した曲を外し、その分シングルを追加してる変則2in1。全者の方は結構アップテンポ目でなかなか良いです。表題曲もさることながら、「Hobo」「I've Never Found A Girl」とかかなりカッコいいですよ。「I'll Take Her」あたりは完璧なスタックススタイルのノーザンナンバー。Mar-Keysホーン部隊が頑張ってます。後者の方はヒット曲満載で、実際下に挙げてるベスト盤と結構ダブッちゃいますが。

EDDIE FLOYD / CALIFORNIA GIRL/DOWN TO EARTH
1996/米FANTASY/SCD-88027-2/CD (ORIGINAL RELEASED : 1970/71)
70年台に入ってからの作品の2in1。表題曲「California Girl」はメロウなミディアムナンバー。メロウでムーディーなナンバーが多いです。シングルにもなった「People,Get It Together」はアップテンポでゴキゲンなダンスナンバー。最高ッス。後者の方はうって変わってファンキーロック色が強まり、これはこれでまたカッコいいです。「Salvation」ではSteve Cropperがギター弾きまくり。まあ少し違和感は感じますけど。彼の中では異色作だと思います。
                       
EDDIE FLOYD / THE BEST OF
1988/英ACE/CDSXD 010/CD
22曲入りベスト盤。何はともあれまずはこれを買いましょう。イントロのギターがカッコいい「Big Bird」は飛行機事故で亡くなったレーベルメイトOtis Reddingに捧げた曲、泣けます。「Things Get Better」とかほんとにいい曲だと思うし。一般的にはこの人Otisの陰に隠れちゃってる感もあるけど、ほんといい曲多いから聴いた方がいいですよ。