ARCHIE BELL & THE DRELLS / TIGHTEN UP
1996/east west japan/AMCY-2054/CD (ORIGINAL RELEASED : 1968)
フロアクラッシックとして名高い名曲「Tighten Up」をフィーチャーしたデビューアルバム。やっぱりいつ聴いてもカッコいいですね。この独特のリズム感はバックを務めたT.S.U.Tornadorsによるもの。オルガン炸裂のスタックス・クラッシック「Knock On Wood」「In The Midnight Hour」のカバーもカッコいいッス。ノーザンスタイルの「A Thouthand Wonders」もまた良し。定番中の定番なのでせめてこれくらいは押さえておきましょうね。
      
ARCHIE BELL & THE DRELLS / THE BEST OF
1994/米RHINO/R2 71725/CD
ジャケは紛らわしいですが、こちらはRhinoによるベスト盤。定番曲「Tighten Up」路線の「I Can't Stop Dancing」「Do The Choo Choo」等のダンスナンバーも入っています。年代が進むにつれ、あのテケテケリズムから脱却し、メロウなグルーヴが頭角を現してきます。「Showdown」はフロア受けしそうなグルーヴィ・チューン。ちょっとディスコ入った「Everybody Have A Good Time」なんかもカッコいいです。「Tighten Up」の一発屋だと思ったら痛い目を見ますよ。
    
ARETHA FRANKLIN / LADY SOUL
1995/米RHINO/R2 71933/CD (ORIGINAL RELEASED : 1968)
Atlanticに移籍してから3枚目の作品。やっぱこれが一番好きかな。このRhino盤はボーナストラックがついててお得です。余談ですが、Eric Claptonも1曲に参加してます。レディソウルの名を欲しいままにした彼女ですが、やはり女王の名に恥じない力量が本作で堪能できるでしょう。全曲素晴らしいので、この曲が〜というコメントは敢えて避けます。ベストとかよりも、彼女の場合是非オリジナルアルバムを聴いて欲しいです。

ARTHUR CONLEY / SWEET SOUL MUSIC
1988/ワーナー/20P2-2384/CD (ORIGINAL RELEASED : 1967)
Arthur Conleyといったらなんといっても本作でしょう。Otis Reddingによって見出されたシンガーですが、そのOtisにも匹敵するほどの熱い"ソウル"を聴かせてくれます。なにせOtisのペンによるタイトル曲「Sweet Soul Music」がすごいのなんの。ワクワクさせられるイントロのホーンに始まって、熱いボーカル、タイトにビートを刻むバックの演奏、全てが完璧の一言。もちろん他の曲も素晴らしいです。サザンソウルの名作。
                       
BARBARA LEWIS / HELLO STRANGER THE BEST OF
1994/米RHINO/R2 71619/CD
60年代に活躍した女性シンガーのベスト盤。この人の場合Aretha Franklinのようにソウルフルなシャウトを聴かせるタイプではなく、さらりとスウィートに歌うタイプです。MotownのMary Wellsあたりにスタイルは近いですかね。ということで、基本的にポップなサウンドに仕上がってます。「Hello Stranger」「Baby,I'm Yours」あたりが代表曲です。けど実際ソウルとしてはどうなんでしょ?個人的にはオールディーズ的な感覚で聴いて楽しんでますけど。