THE V.I.P.'s / I WANNA BE FREE
199?/仏LCD/LCD 9-2/CD
このグループはSpooky Toothの前身バンドで、後にThe Nice〜Emerson Lake & Palmerへと渡り歩くKeith Emersonが一時期在籍していたなんてことで知られているグループです。サウンドの方は典型的なR&B/BLUESスタイルです。いうなればSpencer Davis Groupを更に地味にした感じです。華やかさはないけど、ひたすら渋く、ドス黒く、カッコいいです。個人的なベストトラックは「Straight Down To The Bottom」です。

THE V.I.P.'s / LOST AND FOUND
1989/ルクセンブルグDOCUMENT/DR 035CD/CD
これまた怪しげなレーベルから出たCDで内容は全シングルに未発表曲を追加したもの。14曲中12曲は上記の仏LCDのCDと内容ダブるんですけど、LCDのには何故か収録されなかったデビュー・シングル「Don't Keep Shouting At Me/She's So Good」がこのCDでようやく聴けました。LCDのが廃盤なんで持ってない人はこちらで十分。といってもこのCDもあまり見かけないですが…

THE V.I.P.'s / LIVE AT THE TWEN CLUB 1966 & MORE
1989/ルクセンブルグDOCUMENT/DR 036CD/CD
一応ライブ盤をうたってますが、歓声とかMCとか入ってないしホントにライブかぁ? スタジオ音源と大差ない気がする。上記のCDと合わせれば一応V.I.P.'sの音源がほとんど揃う事になります。けどアメリカでのみリリースした「Mercy Mercy」とかはLCDの方にしか入ってないしと、どこか中途半端。しかもさりげなくSpooky Toothのシングル音源も入ってたりします。ブックレットにメンバーの名前しか載ってないので詳しいデータが分らないのが難点か。