V.A. / PSYCHEDALIA |
1996/英SEE FOR MILES/SEEC 463/CD |
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Decca/Deram音源を中心としたサイケコンピ。オマケでダリア?の種が付いてるのが何ともユニーク。同レーベルがシリーズで出してる"Psychedelic
Trip"も然り、各種コンピが流通してるDeram音源ですが、選曲はなかなかいい線いってます。出だしはポップサイケですが、内容はどちらかというとビート・サイケが多いですかね。Deram以外ではOpen
Ming「Magic Potion」がヘヴィ・サイケで痺れます。英サイケ入門編としては十分すぎる1枚。種は…どうしよ。 |
V.A. / PAISLEY POP PYE PSYCH 1966-1969 |
1992/英SEQUEL/NEX CD 188/CD |
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Pye音源を贅沢に使った傑作サイケコンピ。今や他のコンピにも結構収録されてますが、このCDが出た当時は脅威の内容でした。収録アーティストの中で最もメジャーなのがStatus
Quoだっていうんだからその内容の濃さが分かることでしょう。ConsortiumやFlying
MachineにScruggと僕の好きな曲もしっかりと押さえつつ、怪しげな幻想世界が繰り広げられています。本CDがUKサイケへの入り口になることは間違いなし。ビクターから国内盤仕様も出ていました。 |
V.A. / SWEET FLORAL ALBION |
2002/英PAST&PREENT/PAPRCD2044/CD |
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『We Can Fly』とかはまだ何とか許せるが、このジャケだけは許せん!!
とかいいつつも買ってしまう自分が情けない…
Past&Presentの例によって愛の無いジャケのサイケ・コンピ。んで、これがまた鬼の様なレア曲ばかりを集めた1枚。Zoot「Little
Roland Lost」は激しく転調を繰り返すサイケ・ナンバーでボーカルにもトレモロがかかってて素敵。特にPentad「Don't
Throw It All Away」カッコよすぎ。ジャケのエグさとは裏腹に、割と聴きやすい曲が多く入ってます。 |
V.A. / WE ALL LIVE ON CANDY GREEN
ELECTRIC SOUND
SHOW VOLUME 1 |
2004/英?SOUNDSHOW/SSRCD0201/CD |
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残念ながら志半ばで打ち切られてしまった名ポップサイケコンピ集『Fading
Yellow』の延長線上みたいな新シリーズの記念すべき1枚目。Sanctuaryみたいな折りたたみ式のブックレットはシングル盤の写真や詳細なライナーがびっしり埋められていてこの手のコンピにしては良心的なつくりになっています。レイト60'sの埋もれたレアな音源をこれでもかと収録してるのでサイケポップファンはマストです。この中ではMajority
(One)とSilenceが1番有名という驚愕の内容。 |
V.A. / PIERRE'S PLASTIC DREAM |
1999/英MARKET SQUARE/MSMCD101/CD |
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怪しげなジャケの本作は、Pierre Tubbsなる人物が関わったOur
Plastic Dream、Owl、Jeeps、Silence(John's
Childrenの前身とは別グループ)の音源を集めた編集盤CD。中には名義を変えただけのグループもあるので、実際にはPierre
Tubbsアンソロジーと言える。Our Plastic Dreamはパンチの効いたポップサイケで聴き応えあり。JeepsはStrikeにもシングル残してますが、こちらに収録されてる曲の方が出来はよい。どれも完成度は高く期待を裏切らない。 |
V.A. / 94 BAKER STREET |
2003/英RPM/RPM 270/CD |
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Apple関連の音源を集めた編集盤。初回プレスには収録されてたMisunderstoodの3曲が2ndプレス以降はオミットされてるのが残念。まあMisunderstoodのCDで聴ける音源なので良しとしましょうや。John
Lennonが名づけ親のGrapefruitやAppleからデビューするIveysのデモ(特に「Maybe
Tomorrow」)の収録や、Focal Pointの幻想的な未発表曲3曲に、Paintboxのソウルポップな「Getting
Ready For Love」等々、ポップサイケ愛好者なら必聴の内容です。 |
V.A. / SOMETIMES I WONDER |
2004/英PRESIDENT/PRCD 154/CD |
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Presidentとその傍系レーベルに残されたポップサイケを集めた編集盤。Tenth
Planetが出してた『Electric Lemonade Acid
Test』の第1集を拡大した内容になってます。Nirvana結成以前のPatric
Campbell-LyonsがやってたHat & TieやSymbols、Smokeの変名グループChords
Fiveあたりが有名どころ。このレーベルも玉石混合が激しいのですが、そこそこ良い曲は入ってます。カラフルでニッチなB級ポップサイケが守備範囲なら聴いても損はしないと思う。 |
V.A. / ALPHABEAT |
2005/英TOP SOUNDS/TSCD 001/CD |
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英レコードコレクターズ誌でサイケの連載をしていたNigel
Lees氏が立ち上げたTOP SOUNDSレーベル第一弾となるNigel氏自身の選曲による13曲入りコンピです。内容はアセテートとライブ音源というマニアックな内容ですが、ブックレットが写真満載の24Pフルカラーで豪華です。ポップサイケではなくプログレ前夜のハードサイケ/フリークビートといった趣です。僕が贔屓にしているBarrierの2曲が異常にカッコイイです。あくまでも本作はサイケ上級者向けですね。 |
YES / THE GOODESS OF MAERCY |
1999/?HIGHLAND/HL105-6/2CD |
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Yes人脈がYes以前に参加してたグループの音源を集めたブート編集盤。正規盤でないので中には惨い音源もあります。Yes絡みとはいえSteve
HaweのみならずKeith Westの音源も入っており、ドイツオンリーのKeith
Westのシングル曲「Angel Fallen Night」はポップサイケ屈指の名曲。僕にとってはKeith
Westの音源が聴きたくて入手したんですけど他にもHans
ChristianやHappy Magazine等良い曲入ってます。幻のスーパーグループBallsの音源も貴重です。 |