V.A. / EMI MODS COLLECTION
1996/東芝EMI/TOCP-8897/CD
EMI音源によるモッズコンピで、日本独自の編集盤です。ちなみに僕はこのコンピでManfred Mannの存在を知りました。本CDではRod Stewartが参加したShotgun Expressや、ちゃんとした形でCD化が進んでいないZoot Moneyの音源が貴重です。他にはBo Street Runners、Herbie Goins、Sounds Incorporated、Long John Baldryの音源を収録。グッド・コンピレーションです。

V.A. / BEAT AT ABBEY ROAD 1963-1965
1998/東芝EMI/TOCP-50426/CD
EMIが編集したAbbey Road録音のビート・バンド集。EMI系列ということもあってマージ‐スタイルのグループ、Gerry&Pacemakers等入ってます。Pat Wayne And The BeachcombersによるChuck Berryのカバー「Roll Over Beethoven」はJimmy Pageのギターの助けもあり気合入ってます。Procol Harumの前身Paramountsとマージ−スタイルのFour Just Menが良かったです。

V.A. / RHYTHM & BLUES AT ABBEY ROAD1963-1967
1998/東芝EMI/TOCP-50432/CD
EMIが編集したAbbey Road録音のR&B集。国内盤は1曲1曲解説もついてていいです。まだGraham Bond Quartetと名乗ってた頃の音源「Wade In Water」がとても貴重です。Johnny KiddのバックバンドPiratesが当時発表した唯一のシングル「My Babe」等他にも貴重な音源が収録されているので見逃せません。こういう大手系のコンピにThe Actionが収録されたのも初めてではないでしょうか。

V.A. / PSYCHEDELIA AT ABBEY ROAD 1965-1969
1998/英EMI/7243 496912 2 3/CD
EMIのAbbet Roadコンピのサイケ編。EMIといえば、ここには収録されてませんがBeatlesにPink Floydと60年代後期のサイケ・シーンを支えてた訳で、Abbey Roadスタジオからも数々のサイケ・ソングが生まれていきました。Donovanの曲で本作は幕を開けてSyd Barrettで幕を閉じるというニクイ選曲です。本作の中ではどうしてもTomorrow関連の音源に耳がいってしまうんですけど、Mandrake Paddle Steamerが個人的にはストライクでした。