V.A. / THE GO GO TRAIN DOIN' THE MOD VOL.1
2000/英SEQUEL/NEMCD 479/CD
PyeとPiccadilly音源の中で、ハモンドをフィーチャーした曲、ソウルフルな曲やJazzっぽい曲、早い話がクラブ受けしそうなGroovyな曲を英Sequelがコンパイルしたモッズコンピ。割と名の知れたグループからシングルのみで消えた様な無名のグループまで、非常によくまとまってます。当時のPyeレーベルがいかにModsグループの発掘に力を入れてたってのが良く分かります。特にThe Ray Macvay Sound「Kinda Kinky」がカッコいいです。

V.A. / JUMP AND DANCE DOIN' THE MOD VOL.2
2001/英SANCTUARY/CMRCD 097/CD
上記のCDの続編。本作もグルーヴィな曲に焦点を当てて選曲されてます。Alan Bown Set、Timebox、Riot Squad等のそこそこ名の知れたグループはもちろんのこと、Pinkerton'sやThe Blue Chips等マイナーグループの音源もかっこいいです。知らない曲ばかり入ってる、と敬遠しないで是非手に取って下さい。こういった無名グループも聴くことによって当時のシーンをより深く理解することができるのです。Doin' The Mod!!

V.A. / MAXIMUM R&B DOIN' THE MOD VOL. 3
2001/英SANCTUARY/CDMCD 283/CD
シリーズ第3弾は前2作とガラリと趣を変えて、R&B編。"Mods Beat"というのを知るために本作はうってつけの内容に仕上がってます。Kinks、Primitives、Sorrows等単体で再発も進んでるグループの音源も多いですけど、こういう流れで聴くとまたしっくりときます。"Maximum R&B"のタイトルに偽りなし。子供から大人まで楽しめる好内容。個人的にはSheffieldsのワイルドなジャングル・ビートに殺られました。捨て曲なし! とにかく聴いてくれ!! そして踊れ!!

V.A. /READY STEADY STOP! DOIN' THE MOD VOL.4
2002/英SANCTUARY/CDMCD 535/CD
シリーズ第4弾もフリークビートやモッズ・ビートに焦点を向けた1枚。SorrowsやKinks等の有名グループも入ってますが、それよりも他のマイナー・グループの方がむしろ興味深いです。Onyx「You Gotta Be With Me」はサイケポップの名作だし、SpectresによるBlues Magoosの暴走カバー「(We Ain't Got)Nothin' Yet」やMovement「Head For The Sun」等、聴き所満載です。シリーズ4作目でもパワーダウンは一切無し。胸張ってお薦めできます。

V.A. / THAT DRIVING BEAT DOIN' THE MOD VOLUME 5
2003/英SANCTUARY/CMRCD 757/CD
この第5集はソウルよりの楽曲、つまりStaxやAtlantic、Motownに影響を受けたビートグループの曲を中心にコンパイルされています。クラブベースのモッズシーンを捉えた1枚と言えるでしょう。有名どころなのはGeno WashingtonやJimmy James、僕の大好きなAlan Bown SetやUndertakersあたりで、あとは割とマイナーグループで占められているのが嬉しい選曲。Youngbloodの「Green Light」他UK産ノーザンソウルが詰まってて聴き応えあります。踊りつくせ!!