THE TIMES / GO! WITH THE TIMES/POP GOES ART!
1994/英REV-OLA/CREV 030CD/CD
2ndの『Pop Goes Art!』に幻の1st『Go! With The Times』の一部の曲を削って1枚のCDに収めたものです。今は無きCreationの再発専門レーベルRev-Olaよりリリース。とにかくチープなサウンドなんですけど、心にグッとくるようなサウンドです。パンキッシュな「Biff Bang Pow!」、「Red With Purple Flashes」にSDGの「Keep On Running」のイントロをパクった「I Helped Patrick McGoohan Escape」、名曲です。

THE TIMES / THIS IS LONDON/HELLO EUROPE
1993/英REV-OLA/CRE 028CD/CD
3枚目と4枚目をCDにまとめたもの(『Hello Europe』の方は一部曲が削られてます)。『This Is London』の方はかなりいいです。いうなれば、チープなサウンドのJamってとこですか。タイトル曲「This Is London」や「Goodbye Piccadilly」はかなりきてます。『Hello Europe』の方は一転してStyle Council風のサウンドです。「DaDa Europe」「Radiate」あたり好きです。

THE TIMES / UP AGAINST IT
1986/英ART POP/ART 16/LP
通算5枚目のアルバム。これはアナログで買いました。Sex Pistols風のジャケに有名人の顔をコラージュしてる時点でもとんでもないのに、中身がBeatles、David Bowie、Sex Pistolsのパクリアルバムというとんでもない代物です。こういったセンスはイギリス人ならではでしょうか。ポップ職人Edward Ballのヒネクレ・ポップサウンドが楽しめます。

THE TIMES / ENJOY/UP AGAINST IT
1995/エピック・ソニー/ESCA 6209/CD
5thアルバムと6thアルバムをカップリングしたCD。ジャケはArtpopで最後の作品となった『Enjoy』の方です。これ以降Creationから作品をリリースしていきます。2in1と言いながらも、例によって収録時間の関係から『Up Against It』の方は何曲か削られています。コカ・コーラをもじったジャケがポップ・アートしててカッコいい。いわゆる名曲と言われる類のレベルの曲はありませんが、佳曲が多いです。「The American Way」はPaul Bevoirが変名で曲を提供。

THE TIMES / I HELPED PATRIC McGoohan Escape
1994/エピックソニー/ESCA 5970/CD
レアトラックを収めた編集盤。「I HELPED PATRIC McGoohan Escape」の色々なバージョンが入ってて嬉しかった。TVシリーズのテーマ曲のカバー「Theme From Dangerman」やDavid Bowie「London Boys」のカバーなんかが入ってます。どうせなんだからもっとたくさん曲入れて欲しかった。

V.A. / THIS IS MOD VOLUME 2
1996/英ANAGRAM/CDMGRAM 101/CD
このNeo ModsコンピにThe Timesの前身バンドTeenage Filmstarsのシングル「The Odd Man Out/I Apologise」が収録されてます。A面では果敢にもSkaに挑戦してます。グットくるメロディと温かみのあるEdoの声がたまりません。B面はもう完全なTimesサウンドが出来上がっており。彼の非凡なポップセンスが炸裂する完璧なポップナンバーです。