V.A. / THIS IS MOD VOLUME 1
1995/英ANAGRAM/CDMGRAM 98/CD
AnagramレコードがNeo Modsのレアシングルを集めたコンピの第1集。とにかくこの1集はお薦めです。若さ溢れるパワーポップを聴かせてくれるThe Circlesを筆頭に、The Lettersの唯一のシングルで名曲の「Nobody Loves Me」、Paul WellerプロデュースのThe Nips「Happy Song」、オリジナル盤はコレクターズアイテムのThe Cigarettsと聴き所満載です。B級バンドの寄せ集めどころか、これまた全曲良いです。

V.A. / THIS IS MOD VOLUME 2
1996/英ANAGRAM/CDMGRAM 101/CD
第2弾。オープニングからThe Killermetersの激レアシングル「Twisted Wheel」(名曲!)に始まり、Direct Hitsの前身バンドのThe Exits、The Vip'sの極上のパワーポップナンバー「Need Somebody To Love」、The Crooks「Modern Boys」、The Timesの前身Teenage Filmstars等、本作も買って損無しの充実した内容になってます。これだけのシングル実際に集めたら一体いくらかかるのでしょうか・・・

V.A. / THIS IS MOD VOLUME 3
1996/英ANAGRAM/CDMGRAM 106/CD
第3弾はDiamond Recordsの作品を集めた内容になってますが、これはあんまり聴いてません。Long Tall Shortyが名曲「Win Or Lose」を再録してますが、オリジナルバージョンの方が断然カッコいいです。Clashバージョンで有名な「I Fought The Law」のカバーもしてます。Long Tall ShortyとThe Scene以外はあまりよくないです。個人的にはこのシリーズ中でこれが1番聴いてません。って書いたけど聴き直したらB-TeamとかMomentとか中々良いです。

V.A. / THIS IS MOD VOLUME 4
1996/英ANAGRAM/CDMGRAM 107/CD
本作にはLambrettasとMerton Parkasがメインで収録されてますが、アルバムで持ってたから個人的にはあまりありがたみは無かったです。本作の目玉は美しいアルペジオから始まる泣きの名曲The Accidents「Blood Spattered With Guitars」とウルトラ級のレアシングルThe Directions「Three Bands Tonite」が入ってる事でしょう。他は典型的なチープなB級サウンドです。

V.A. / THIS IS MOD VOLUME 5
1997/英ANAGRAM/CDMGRAM 110/CD
本作はよく聴きました。これまた素晴らしいThe Killermetersの「Why Should It Happen To Me」、Small Worldのパワーポップナンバー「First Impressions」、Long Tall Shortyの名曲「Win Or Lose」、Purple Hearts「My Life's A Jigsaw」、Sema 4「Even If I Know」他、いい曲たくさん入ってました。このシリーズのお薦めはVol.1、Vol.2、Vol.5です。

V.A. / THIS IS MOD VOLUME 6
1997/英ANAGRAM/CDMGRAM 116/CD
第6集は、なんとアメリカのモッズバンドを集めたものです。当時アメリカでどのくらいのバンドが活動してたのか分かりませんが。イギリスのバンドと異なり、アメリカらしく(?)ストレートなナンバーが多いです。パワーポップという観点から見ればいけるんじゃないでしょうか。深く考えずにアメリカ人がイギリスの真似してやったらこんなんになりました、ってな感じで捕らえれば結構楽しめます。そこそこいい曲もあります。