THE SWINGING BLUE JEANS / AT ABBEY ROAD
1998/東芝EMI/TOCP-50428/CD
EMIのAbbey Roadシリーズ・ベスト盤です。このグループもマージー系を代表するグループですが、割と硬派なビートサウンドを聴かせてくれます。一発屋に思われがちですが、確か細々と今も活動していた様な気が。絶叫系「Hippy Hippy Shake」や、定番「Shakin' All Over」とかカッコいいですよ。もちマージー系の爽やか楽曲もけっこう水準高いです。そっち系では「It's Too Late Now」や「Promise You'll Tell Her」あたりがお勧め。過小評価されてるのが不思議。

THE SWINGING BLUE JEANS
           / LIVE AUS DEM CASCADE BEAT CLUB
1994/独REPERTOIRE/REP 4492-WY/CD (ORIGINAL RELEASED : 1965)
当時ドイツのみでリリースされたレアなライブ盤のCD再発。CD化に際してドイツでのシングル音源など4曲を追加収録。レパートリーはロックンロールのカバーがほとんどなんですけど、これがまたカッコいい!! やっぱり60'sのグループは、ライブで真価が問われますね。演奏はタイトにまとめつつも、時折ヤンチャな一面も垣間見れます。これ聴けば、彼等が1発屋どころか実は実力派グループだったって事が分るでしょう。皆さんそろそろ彼等に対する認識を改めましょう。

THE SWINGING BLUE JEANS / DON'T MAKE ME OVER
1999/独ROCK-IN-BEAT/RB 030/CD (ORIGINAL RELEASED : 1966)
彼らが1966年にカナダのみでリリースした幻のアルバムがついにCD化。さらにシングル曲や未発表曲を惜しげもなく19曲も追加した合計31曲といううれしいボリュームになってます。彼らは「Hippy Hippy Shake」の大ヒットの印象が強く、ワイルドなグループだと認識されてますが、このアルバムでは一転して正統派マージーサウンドを聴かせてくれます。結構ハモリもいい感しで高水準マージービートです。ただし、ビートを期待して聴く人には物足りないかな。

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