THE SOFT MACHINE / THE SOFT MACHINE
199?/米ONE WAY/MCAD-22064/CD (ORIGINAL RELEASED : 1968)
68年リリースの1stアルバム。AnimalsのChas Chandlerプロデュース作品。プログレ関連で結構有名みたいですが、Kevin Ayers在籍時のこのアルバムはプログレ一歩手前の危うげなサイケの香りがプンプン匂ってます。巷じゃカンタベリージャズとか言われてるみたいですが、そこらへんは詳しくないんで分かりませんけど。実は最初あまり好きじゃなかったんですけど、最近は結構聴いていたりします。結構サイケってそういう後から来るタイプのが多いよね。

KEVIN AYERS / JOY OF A TOY
2003/英EMI/07243-582776-2-3/CD (ORIGINAL RELEASED : 1969)
Soft Machineを抜けた後、Harvestから発表されたソロ第1作目。リマスター再発にあたりボーナストラックを6曲追加した豪華盤CD。CCCDなのとそうでないのが出回っているので注意が必要。本作はまだプログレ色が希薄なポップサイケ作品で僕のようにプログレ苦手な人も十分聴く価値がある。Harvest時代は他にも3作品再発されましたが、ポップサイケ的にはやはりこの1stが1番の内容。普通の出来ですが、Syd Barrettと録音したボーナストラックが目玉。

THE WILD FLOWERS / THE WILD FLOWERS
1994/英VOICEPRINT/BP 123CD/CD
Kevin AyersやRobert Wyatt等カンタベリー・シーンの重要人物達が在籍し、Soft MachineとCaravanの母体となったグループの未発表音源集。カンタベリー・ミュージックの源流を探るとこのグループに辿り着く。カンタベリー周辺を聴く人にとっては涙が出るような奇跡の発掘となったことでしょう。ジャズとロックとブルースのミクスチャー・サウンドで、まだ曲も演奏も荒削りな内容。内容もバラツキがあるのでコアなリスナー以外にはお薦めできないが、貴重な1枚。