THE REMO FOUR / SMILE!
1996/独REPERTOIRE/IMS 7034/CD
66年に発表した彼ら唯一のアルバムに8曲ボーナストラックを追加したもの。George Harrisonのお気に入りバンドだったらしい。知名度こそは低いが、何気にオルガンバリバリのナイスなR&Bを聴かせてくれます。なかでもStevie Wonderの「Nothin's Too Good For My Baby」のカバーがカッコいいです。モッズの定番曲「Mickey's Monkey」のカバーも楽しそうでいい感じに仕上がってるし、オルガンインスト「Peter Gunn」あたりもクールの一言でお薦めの1枚。

THE REMO FOUR / THE PYE SINGLES
1991/独REPERTOIRE/REP 4186-WZ/CD
Pye、Piccadillyに残した初期シングルを集めた編集盤。これはRemo Four単体名義の作品に加え、Tommy Quickly等のシンガーのバック・バンドとしての音源を集めた、いわばRemo Fourワークスとでもいいましょうか。初期音源はどちらかというとマージー・サウンドに近いです。これはこれでさわやかな感じで好きですが、充実度としたら上記の『Smile!』には劣るかな。ちなみにこのグループにはTony Ashtonが在籍してました。

TOMMY QUICKLY,JOHNNY SANDON,GREGORY PHILLIPS
& REMO FOUR / THE BEST OF
1992/英SEE FOR MILES/SEECD 349/CD
本CDは変則的な内容になっており、Tommy Quicklyというシンガーの楽曲に加えて、彼のバックバンドであったRemo Fourが他にJohnny Sandonや、Gregory Phillipsと組んで出した曲と、更にRemo Four単体の音源を収録した編集盤。収録曲は上記の『Pye Singles』全曲+各シンガーの曲8曲という構成になってるので上のCDとどっちか持ってりゃ十分でしょう。バックバンドとしてのRemo Fourと各シンガーに視点を向けたマニアックな1枚。