PAUL WELLER / PAUL WELLER |
1992/ポニーキャニオン/PCCY-00337/CD |
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本人も迷っていた時期というMovement期を経てソロ第1作目。本作ではJazz
Funk的なアプローチを見せ、心地よいグルーブの曲が並んでいる。Movement名義でリリースした「Into
Tommorow」は文句無しの1曲。「Clues」「Amongst
Buterflies」「New Thing」等何度聴いても飽きが来ない曲が揃っています。聴けば聴くほど魅力が増すアルバムだと思います。当初は日本のみのリリースで、その後リリースされた英盤は収録曲が若干異なっています。 |
PAUL WELLER / WILD WOOD |
1993/ポニーキャニオン/PCCY-00455/CD |
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個人的に大好きな2nd。1曲目の「Sunflower」はとにかく必聴!サイケ入ったこの曲、完璧です。Steve
Whiteのドラムもすごい事なってます。本作では南部R&Bへのアプローチを見せてます。「CanYou
Heal Us」「All The Pictures On The Wall」「The
Weaver」、どの作品もいい感じです。この作品から本国でも評価が高くなってきました。 |
PAUL WELLER / MORE WOOD |
1993/ポニーキャニオン/PCCY-00509/CD |
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日本のみでリリースされたシングルB面集。彼の場合、Jam時代から一貫してシングルのB面を重要視しているので油断できません。Trafficのカバー「Feeling
Alright」他、「This Is No Time」「Ends Of
The Earth」等アルバムに入っていてもよさそうな曲が並んでます。「That
Spiritual Feeling」はスタカンお蔵入りのアルバムに収録されるはずだった曲で、クールなJazz
Funkナンバーです。 |
PAUL WELLER / LIVE WOOD |
1994/ポニーキャニオン/PCCY-00601/CD |
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彼は活動の節目節目に必ずといってもいいほどライブアルバムをリリースしている。それはライブが彼の表現の場であり、ファンとの触れ合いを大切にしているからだろう。「Bull
Rush」から「MagicBus」へとつなげてみたりと、ところどころに彼の嗜好/ルーツが現れている。国内盤はシングル曲「Hung
Up」を追加収録するなど、輸入盤と若干異なる内容になっています。 |
PAUL WELLER / STANLEY ROAD |
1995/ポニーキャニオン/PCCY-747/CD |
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大復活を遂げた3rdアルバム。実は本作を最初聴いた時はちょっと地味だなって思ったんですが、今では好きです。オープニングの「Changing
Man」から、ふっきれたかのようなカッコよさ。ライブでの定番曲「Woodcutters
Son」でSteve WinwoodがNew Orleansスタイルのピアノを弾いてます。南部R&Bの要素をうまく取り入れた好盤。限定7inchボックス仕様やブックレットつきCDボックス等、様々な形態でリリースされました。シーンに返り咲いた復活の快作。 |
PAUL WELLER / HEAVY SOUL |
1997/ポリドール/POCP-7250/CD |
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ライブ録音したかと思うほどラウドなサウンドの本作は、彼の作品の中でもかなり気に入ってます。実はこの作品でWellerに出会ったこともあってか思い入れの強い1枚です。先行シングル「Peacock
Suit」や「Science」なども好きですが、個人的なフェイバリットはシングルカットもされた「Mermaids」です。名曲です。この曲ライブで聴いた時は感動ものでした。『Heavy
Soul』っていうアルバム・タイトルも洒落てるよね。僕の音楽ライフにおいて転機となった1枚。 |
PAUL WELLER / MODERN CLASSICS |
1998/英ISLAND/ILPSD 8080 524 609-1/2LP |
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ソロになってからのベスト盤です。国内盤はボーナストラック付でしたが、それよりも輸入盤は初回限定2枚組仕様で、ボーナスライブディスクが付いてました。その名も『Live
Classics』。頑張って探せばまだ見つかると思うんで是非聴いてください。かっこいいです。これまた限定で7inchボックス仕様でもリリース。アナログへのこだわりは相変わらず。 |
PAUL WELLER / HELIOCENTRIC |
2000/ポリドール/POCP-7470/CD |
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通算5作目のスタジオ・アルバム。オープニング・ナンバーの「He's
The Keeper」は故Ronnie Laneに捧げられてます。本作では一層円熟したサウンドを聴かせてくれます。「There's
No Drinking...」はドラムが凄まじいビートナンバー。年取っても現役だと改めて感じました。前作のラウドな感じからは一転して全体的にフォーキーな作風で、地味だが聴けば聴くほど良さが分かってくる1枚。国内盤にはボーナストラックでSonny
& Cherのカバー「Bang Bang」を収録。 |
PAUL WELLER / DAYS OF SPEED |
2001/エピック/EICP 13/CD |
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2001年に行われたソロアコースティックツアーを収めたライブ盤。これは゛生゛の音が胸に響いてくる臨場感溢れる素晴らしいライブ盤です。ライブに行かれなかった人も満足できるでしょう。ライブに行った人はあの感動が再び甦ってくるでしょう。JamやStyle
Councilの曲も惜しみなく披露した貴重なライブで、アコースティックとは思えない迫力に圧倒されます。これは泣けます、本当に。来年も是非来日して欲しいものです。国内盤には「Buterfly Collector」を追加収録。 |
PAUL WELLER / ILLUMINATION |
2002/エピック/EICP 132/CD |
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アコースティック・ツアーを経て、また新たな一歩を踏み出したアルバム。本作は全体的にメロディが際立つ曲が並び、バラエティに富んだ1枚に仕上がっています。「A
Bullet For Everyone」はOcean Colour Sceneあたりが演りそうなアッパーなロック・ナンバー。「Leafy
Mysteries」のエンディングはJamの「Away From
The Numbers」を思わせます。シャウトがパワフルな「Call Me No.5」もカッコいいです。国内盤はシングルB面2曲を追加収録してます。 |
PAUL WELLER / FLY ON THE WALL |
2003/英UNIVERSAL/0635272/3CD |
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シングルB面曲とレア曲を集めた奇跡のCD3枚組編集盤。特殊パッケージや分厚いブックレットも丁寧な仕事ぶりでファンならずとも手にして欲しいですね。シングル集めてない人はなかなか縁が無かったB面曲がこうやってまとめて聴けるのはありがたい限り。B面曲といってもイイ曲多いので必聴の事。個人的にはディスク3のカバー曲集が興味津々ッス。「I
Shall Be Released」や「Instant Karma」、「Don't
Let Me Down」が気軽に聴けるようになったのも嬉しいね。 |
PAUL WELLER / STUDIO 150 |
2004/英V2/VVR1026908/CD+DVD |
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彼が昔から一度は出したかったという全曲がカバー曲で占められたアルバム。選曲はいわゆるモッズ系の曲では無く、彼が最近よく聴いているという楽曲からチョイスされており、本人曰くリラックスして製作できた作品ということです。Oasisのカバーもありますが、今回は彼のアメリカ嗜好がより一層深まった内容です。Aaron
Neville、Tim Hardin、Neil Young、Rose Royce、Nolan
Porter等々、全て彼流の仕上がりなので準オリジナルアルバムとしても楽しめます。 |
PAUL WELLER / AS IS NOW |
2005/英V2/VVR 1033208/CD+DVD |
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先行シングル2枚があまりにもテンション高かったんでどんなアルバムなんだろうと思いましたが、最終的にはいつものウェラー節でまとめられています。オープニングの「Blink
And You'll Miss It」が聴くほどに引き込まれるビートチューンで掴みはOK。タイトルといいPart1&2という表記もモロにファンクな「Bring
Back The Funk」はレアグルーヴ丸出しで、好きですなー。シンプルな作りの中にも深みのある作品。UK初回版はブック型パッケージでオマケDVD付。 |
Official Web Site : http://www.paulweller.com/