THE PAUL WELLER MOVEMENT / RETURN OF MOVEMENT
1995/?3D REALITY/3D-PW-025/CD
レコード会社との契約も取れないまま、ツアーに出たMovement期の数少ないブート。新曲もまだほとんど無く、レパートリーはJam,Style Councilのものが中心であり、文句無しの内容です。Jam時代はライブで演奏してたかどうかすらわかりませんが、個人的には「Pity Poor Alfie」が嬉しかったです。この曲での観客の盛り上がりは物凄いです。『COSMOS』というブートと同内容のようです。探してでもマストの1枚。

PAUL WELLER / ENDS OF THE WORLD
1994/イタリアINSECT/IST 37/CD
Paul Wellerのブートは数あれどジャケのダサさはNo.1であろうこの92年のライブを収録したブート、これがまた困ったことに内容がいいんですよ。しかしスキャナで取り込むのも思わずためらいますな。Marvin Gayeの「What's Going On」で幕を開け、スタカンナンバー「Headstart For Hapiness」「Lomg Hot Summer」やNeil Youngの「Ohio」のカバーなんかも入ってる非常においしい内容になってます。Kamel Heinzのベースプレイも聴き所の一つ。

PAUL WELLER / WALK ON BY
1994/イタリアKTS/KTS 314/CD
94年6月のヨーロッパ公演を収めたもの。内容的にも『Live Wood』に近い感じですかね。「Sunflower」が入ってないのが残念ですけど。音質は結構よいです。で、これといった特徴も無いからコメントしようが無いや…

PAUL WELLER / I SHOULD HAVE KNOW BETTER
199?/GKO/GKO 5486/CD
こりゃ嬉しいです。95年に出たWeller本のオマケのCDについてた『Stanley Road』からのデモ5曲を丸々収録。あぁ、ありがたや。デモっていってもほぼ完成されてます。ところで6曲目に入ってるオマケCDには入ってない「Woodcutters Son」は何の音源なんでしょか?7-11のAcoustic Liveは他のブートにも入ってる音源だそうです。ラスト2曲はJools HollandのTV番組に出演した時の音源。ジャケも含めてセンスの良いブートでこれは満足できるでしょう。

PAUL WELLER / UNPLUGGED IN THE STUDIO & MORE
199?/UNKNOWN/PWCD003/CD
本作はスタジオ・ライブを集めたブートで、アコースティック・ヴァージョンとエレキ・ヴァージョンのスタジオライブが1枚で堪能できる優れものです。さらに「Out Of Sinking」の限定シングルに収録されたBob Dylanナンバー「I Shall Be Released」やTim Hardinのカバー「Black Sheep Boy」のライブ音源が収録されてて嬉しいです。シングルB面曲「It's A New Day,Baby」や「Fly On The Wall」あたりの隠れ名曲の収録も有り難い。ファンなら持ってて損しない1枚。

PAUL WELLER / MADE IN WALES
199?/DANCING HORSE/DH-008/CD
これは8曲しか入ってません。しかも、『Soul Preview』というタイトルのにこの8曲が丸々入ってるみたいなんで、欲しい人は是非そちらを探しましょう。アルバム『Heavy Soul』直前の97年5月のWalesでのライブを収録してます。音質は結構良い方ですね。「I Walk On Gilded Splinters」はライブの方が数倍カッコいい。「Peacock Suit」はかなりヘヴィなリズムで演ってて渋い!! 内容は悪くない。

PAUL WELLER / SOUL MAN
199?/DANCING HORSE/DH-015/CD
ソロになってからは数が多すぎて、あまりブート買ってないんですけど、このCDにはRonnie LaneのSlim Chance時代の名曲「The Poacher」が入っているのでGetしました。名曲です。この頃のライブではギターを元(?)Mother EarthのMatt Deightonが弾いてます。後は全て『Heavy Soul』収録曲のライブ音源です。

PAUL WELLER / SUMMER IN THE PARK
1998/DEVIL KWSK/S.O.98-02/CD
98年のロンドンVictoria Parkでのライブを収めたもの。全10曲入り。『Heavy Soul』からの曲を中心に内容はこの時期のブートとほぼ同じ感じですかね。個人的に好きな曲「Science」が入ってて嬉しいくらいかな。なぜか手持ちのブートにはこの曲入ってるの無かったや。何でだろ? 「I Walk On Guilded Splinters」はOasisのNoel Gallagherが参加。一応これがこのブートの目玉になるのかな。あとは普通の内容。

PAUL WELLER / LAST GIG OF THE MILLENNIUM
1999/DEVIL KWSK/S.O.99-05/CD
99年4月のドイツでのライブを収録したブート。『Heavy Soul』収録曲が中心です。個人的にはこの時期のMatt Deightonとのツインギターは結構好きです。「Mermaids」は何度聴いても涙するね。「Woodcutter's Son」はヘヴィな仕上がりだけど軽快なリズムでステップ踏みたくなるよ。ラストは定番の「Broken Stones」でしっとりと幕を閉じる。全12曲とチト曲数が少ないが、安かったからいいや。

PAUL WELLER/FROM STANLEY ROAD TO ABBEY ROAD
2000/THE POLAR BEAR/PB-059-060/2CD
ブートのくせになかなかニクイタイトルつけるね。ベタっちゃあベタですが。98年のライブと2000年の音源を詰め合わせたもので、音はかなり良いです。つくりも丁寧だし結構これは満足してます。ただ、唯一の難点は2枚組なのに、Disc1とDisc2で似たような選曲なとこですかね。まあ、同時期のライブはレパートリー似てくるからしょうがないっちゃあしょうがないか。アルバム発売後だから当然ですが、『Heliocentric』からの曲がメインになってます。