THE OLYMPICS / ALL-TIME GREATEST HITS!
1995/米DCC/DZS-057/CD
60年代初期に大ブレイクしたダンス・グループ。Rascalsがカバーした「Good Lovin'」のオリジネイターとしても有名でしょうか。その「Good Lovin'」を筆頭にイカしたダンスナンバーの嵐、嵐。英AceからArveeから出したアルバムの3in1CDが出てますが、そっちには「Good Lovin'」が入ってないから個人的にはこっちの方がよく聴くかな。とにかく全曲陽気なダンス・ナンバーばかりなので、深いこと考えずに楽しみましょう。これで今夜はダンスパーティに決定!!

THE PLATTERS / THE MUSICOR YEARS
1994/英KENT/CDKEND 116/CD
「Only You」であまりにも有名な彼らですが、ドゥ・ワップも時代遅れのものとなり、彼らも時代の流れにのってノーザンへとスタイルを変えて再生を図りました。これはそんな彼らのMusicor時代の音源を集めた編集盤。Musicor特有の都会的なサウンドにのせて軽やかなリズムナンバーを聴かせてくれます。「With This Ring」、「Not My Girl」、「Sweet,Sweet Lovin'」他素晴らしいノーザン・ナンバーがぎっしり。一発屋で終わらなかった彼らの活躍をとくとご覧あれ。

THE RAMSEY LEWIS TRIO / THE IN CROWD
1997/MCAビクター/MVCR-20053/CD (ORIGINAL RELEASED : 1965)
これはジャズ・トリオの33週連続チャートインを果たした歴史的名盤。もちろんジャンルで言えばジャズなんですけど、これも一般にはノーザンで語られることが多いですね。それはModsのド定番曲「The In Crowd」をクールにカバーしてるからなんですけどね。本作はライブ盤でCD化に際して2曲追加してます。踊れるジャズってのもModsにとっては重要なキーワードの一つ。個人的には「Felicidade」がベスト・プレイ。クールとモダンネス、これに勝るもの無し。ジャケも秀逸。

THE RIVINGTONS / THE LIBERTY YEARS
1991/米EMI/CDP-7-95204-2/CD
これまたノーザンというよりかはノベルティ・タッチのロックンロール、ドゥ・ワップですが、強烈なダンス・チューンの嵐なので要チェック。「Papa-Oom-Mow-Mow」は独特の力強いダンスビートに誰しもがノックアウトされる事間違いなし。カバーも結構されてますね。あとはBirdsシリーズが人気ですが、全部同じスタイルなのはご愛嬌です。「Love Pill」、「Happy Jack」等、リズムナンバーの素晴らしさといったらもう!! この手のものの中でも個人的には特に好きなグループ。

VERNON GARRETT / RUNNING OUT
1995/P-VINE/PCD-4766/CD
ブルージィでファンキーなサウンドが持ち味のディープ・シンガーのKent/Modern音源集。未発表曲やライブ音源に加え、奥さんとのデュオ名義Vernon&Jewellでの音源まで網羅した60年代のベストアクトが詰まってます。「If I Could Turn Back The Hands Of Time」はディープかつノーザンという理想的なナンバー。ライブ音源も実にクールにジャンプ・ナンバーをきめていてカッコいい。日本での再評価も著しく来日を果たしました。ちなみにこれはその時の来日記念盤。