THE NIPS / BOPS,BABES,BOOZE & BOVVER
1987/英BIG BEAT/WIKM 66/LP
後にPoguesで有名になるShana MacGowanがやっていたパンクバンドThe Nipple Electorsのシングル両面と未発表2曲と、さらにThe Nipsと改名してからのシングル2枚の両面を収めた編集盤。87年にBig Beatよりアナログリイシュー。ファションとかテッズだし、ロカビリー風のサウンドで、よくパンカビリーとか言われてます。がむしゃらに突っ走るA面に比べてB面は、ずいぶんと曲が洗練されてきます。最近CDでもリリースされました。

THE NIPS / HAPPY SONG
2001/1977 RECORDS/S010/7inch (ORIGINAL RELEASED : 1981)
通算4枚目のシングルで、この後アルバムを1枚残して解散。本作は両面とも弾けたパワーポップナンバーです。「Happy Song」をプロデュースしているのは、なんと!Paul Wellerです。跳ねるようなリズムが最高です。B面「Nobody To Love」も疾走感溢れるナンバーでGood。この7inchは日本オンリーでオフィシャル再発されました。CDだと『This Is Mod Volume1』に両面とも収録されてます。B面ではWellerがギターで参加って噂も(あくまでも噂です)。

THE NIPS / ONLY THE END OF THE BIGINNING
2002/英SOHO/HOHO 001/LP (ORIGINAL RELEASED : 1980)
私オリジナル見たこと無いんですが、これは80年リリースの彼ら唯一のアルバムの再発でもって恐らくブートだろうな、多分。まあ細かいことはいいや。んでもってこれはライブ盤です。大好きな曲「Happy Song」や「Nobody To Love」のライブバージョンが聴けただけでも幸せ。いかにもB級なチープな演奏ですが、あつい情熱は感じられます。ライブでもポップパンク・サウンドは健在。なによりもピストルの形をもじったロゴがカッコいい!! 音が悪いのが難点。