THE INCREDIBLE KIDDA BAND / EVERYBODY KNOWS
2002/1977 RECORDS/S045/7inch (ORIGINAL RELEASED : 1978)
UKパワーポップグループの1st7inch。今までは不鮮明なコピージャケのブートでしか再発されてなかったけど、1977 Recordsの力により鮮明なジャケでの正規再発がついに実現!! A面はとにかく聴いててゴキゲンになる名曲。B面も疾走感溢れててこれもまた良し。両面ともあっという間に終わっちゃうんだけど、聴き終えた後はひたすら爽快な気分です。パワーポップ? ネオモッズ? パンク? そんなジャンルの垣根を軽く超えた名盤です。この機会に是非。

THE INCREDIBLE KIDDA BAND
                  / FIGHTING MY WAY BACK
2002/1977 RECORDS/S046/7inch (ORIGINAL RELEASED : 1979)
Kidda Band名義としてはラストとなる2ndシングル。この後グループはKicksへと発展する。オリジナルはCarrereから発表。もともとジャケ無しでのリリースだったので、今回の再発もジャケ無しでの再発です。A面「Fighting My Way Back」はメロディアスなミディアムテンポのパワー・チューンでちょっぴり泣ける名曲。B面「Saturday Night Fever」は心地よいギターのカッティングがサビに向かって盛り上がっていくロック・ナンバーでこちらも最高です。

THE KICKS / GET OF THE TELEPHONE
2002/1977 RECORDS/S047/7inch (ORIGINAL RELEASED : 1980)
グループがKicksに発展しての1枚目のシングル。サウンドの方はちょっとハードな感じでアレンジとかも80年代っぽくなってますが、基本的やってることはKidda Bandと同じなので安心して聴けます。ちょうどBoysががむしゃらなパンクサウンドからロックンロールへと進化していったみたいな感じです。よりバンドとしてのまとまりが感じられます。泣きのメロディのB面「Big Boys Don't Cry」の方が個人的には好きかな。早くも貫禄すら漂う大人のロックサウンド。

THE KICKS / IF LOOKS COULD KILL
2002/1977 RECORDS/S048/7inch (ORIGINAL RELEASED : 1981)
レーベルをBlue Chip/Cygnetに移ってのKicks名義で2枚目のシングル。この後グループはWe're Only Humanへと再度発展してVc Recordsに7inchを1枚残してます。A面「If Looks Could Kill」は重たいリフで始まりリズムが弾けまくる極上のポップンロールで文句のつけようがありません。ポップなサウンドとは裏腹に歌詞は衝撃的な程過激です。B面「Don't She Look F-A-B」はやや大味なロックンロール・ナンバー。本シングルはやはりA面に尽きます。

THE INCREDIBLE KIDDA BAND
             / TOO MUCH,TOO LITTLE,TOO LATE!
2000/英DETOUR/DRCD 023/2CD
英モッドレーベルのDetourがとんでもないものをリリースしました。これは29曲入りでCD2組なんですけど、なんと全てデモ!シングルは数枚出てたみたいですけど、そのデモバージョンとあとはアルバム用なのかな?しかし、デモといえども全て完成度高いです。フツーに聴けます。全て高水準のパワーポップナンバーです。メンバーのルックスはダサいんですけど、この際それは問題にならない程カッコいいです。モッズもパンクスもまとめてかかって来いや。