THE JAM / A-BOMB IN OXFORD STREET(LIVE 1977)
199?/???/BM CD015/CD
1977年に行われた100Clubでのライブ音源と、同じく1977年のスタジオライブ音源を収録しています。貴重な初期ライブ音源だけに聴く価値は十分にあります。WellerのWilko Johnsonばりのギターカッティングがなんともカッコいいです。Supremes、Arthur Conley等R&Bのカバーなんかも演っています。パンクシーンの空気を存分に吸い込んだ初期の荒々しさが収められており、数あるブートの中でも必聴の1枚です。

THE JAM / SOUND FROM THE BBC
199?/???/TSV004/CD
78年と82年のBBC音源を収録しています。BBC音源だけにさすがに音はいいです。ライブではあまりやってなさそうな「News Of The World」が聴けるのが嬉しい。ここでのラフなWellerのギタープレイはカッコいいです。何故か「All Around The World」が曲の途中でフェイドアウトしてしまうのが残念です。めでたくオフィシャルでBBC音源発売されたんで高い金出してこれ買う必要も薄れました。82年の音源は後述の『It's A Mod Mod Mod Mod World』とダブってます。

THE JAM / THE NIGHT AT THE THEATRE
1990/仏Rs/RS CD11/CD
79年Rainbowシアターでのライブを収録。ちょうど『Setting Sons』が発売した頃のライブで、アルバム同様「Girl On A Phone」で幕を開けてかなり興奮してきます。当時絶頂期を迎えた彼らの、のりにのった演奏を聴くことが出来る1枚です。どの演奏も素晴らしいですが、中でも突っ走ってる「When You're Young」が最高!これはブートの中ではお気に入りの1枚でもあります。

THE JAM / ALL CONNED MODS
199?/???/TDR-068/CD
割と最近出たブートCD。80年のライブを中心にまとめてあり、後は他のライブ音源を寄せ集めてます。ボックスセットにも入ってない別テイク収録って触れ込みだったんですが、上記の『Live 1977』に収録されてる音源と一緒でした、がっかり。78年ライブ音源の「All Mod Cons〜To Be Someone」へと続く流れがかっこいいです。

THE JAM / SET THE SKIES ABLAZE
1995/伊KTS/KTS 387/CD
80年のSound Affectsツアーを収録。ブートのくせに22曲も入っていてお買い得ですよ。The Whoそのまんまのジャケもカッコいいし。「In The City」演ってるんですけど、この頃ってまだこの曲演ってたんですかね?結構珍しいのではないかと思います。大好きな「Man In The Cornershop」が入ってて嬉しかったです。

THE JAM / BACK TO THE MODERN WORLD
199?/???/DIYE 9/CD
80年のオランダのライブ2公演を収録して、23曲も入ってます。この頃は脂がのってる頃だけにライブのクオリティは高いです。「David Watts」はどういうわけか、必要以上にドラムがドカドカいってて面白いです。「Down In The Tube Station」の後半盛り上がってくるあたりはいつきいてもワクワクしてきます。

THE JAM / IT'S A MOD MOD MOD MOD WORLD
1992/伊BIG MUSIC/BIG018/CD
81年のライブを収録。R&B色が強くなってからの曲がレパートリーの中心になっていて、ホーンセクションを導入してます。女性コーラスが加わったSmall Facesのカバー「Get Yourself Together」はスタジオ・バージョンの方が好きです。他ではあまり聴けなさそうのは「Tales From The Riverbank」「Absolute Biginners」あたりですかね。なお、このブートは先述の『Sound From The BBC』と内容のほとんどのダブってるんで要注意。

THE JAM / LIVE IN THE MODERN WORLD
199?/???/WA21282/CD
82年中野サンプラザでの公演を収録したものです。『TOKYO 1982』ってタイトルで出てるのと同内容です。音質はブートにしては結構いい方だと思います。イントロだけの「Move On Up」でライブが始まるなんてカッコよすぎ。観客と一体になったこの熱気ムンムンのライブ、当時体験した人が羨ましいです。この当時私はThe Jamの存在すら知りませんでした…

THE JAM / READY,STEADY...GONE
199?/???/WA21282/CD
82年のラストツアーを収録したもの。なかでもラストシングルとなった「Beat Surrender」のライブ音源は貴重で、私が知ってる限りここでしか聴けないと思います。スタジオバージョンも良いけど、ライブでもこの曲はノリノリ。ようやく肩の荷が下りたのか、Wellerが伸び伸び演奏しているような感じすら感じます。初期の名曲「Away From The Numbers」も演ってます。