HELEN SHAPIRO / AT ABBEY ROAD
1998/英EMI/7243 4 93452 2 5/CD
「子供じゃないの」というトンでもない邦題がついた「Don't Treat Me Like A Child」でデビューしたときはナンと14歳。アメリカンポップスに対抗すべきColumbiaが送り出した彼女は期待通り、64年頃まではヒットを連発していた。Brenda Leeを意識していたそうだが、サウンドはアメリカンポップスの流れを汲む前時代的オールディーズサウンド。ビートファンにはやや物足りない内容ですが、60年代初頭のガール・シーンを知るためにはうってつけの内容といえるでしょう。