V.A. / BIG CITY SOUL VOLUME 2
199?/英GOULMINE/GSCD 44/CD
これはVerveに残されたノーザンを集めたコンピの続編。気になったところではLittle EvaとWilson Pickettの音源です。Wilson PicketのAtlantic入りする前の音源は結構貴重だと思います。けど、まだ彼の魅力が活かしきれてない感じはします。Verveというレーベル色を反映してか、結構オーケストラの大袈裟なアレンジが個人的には好みではないですが、何曲かいい曲も入っています。Four Hi'sの「Pretty Little Face」がもろFour Topsしてて微笑ましい。

V.A. / NORTHERN SOUL FEVER 3
199?/英GOULMINE/GSCD 48/2CD
シリーズ3作目。この中で私が知ってるアーティストはOlympicks、J.J.Barnes、Manhattans位ですかね。このコンピの中で1番気に入ってるのがCamotionsの「Motown」というタイトルもズバリな曲で、曲の途中にモータウンの名曲のワンフレーズが次々飛び出すというとんでもない曲です。著作権が心配になりますが、中々面白いです。例によって色んなタイプの曲が入っているので、そこそこ楽しめるでしょう。解説が1曲あたり1行なのがチト寂しいですが。

V.A. / NORTHERN SOUL FEVER 4
199?/英GOULMINE/GSCD 74/2CD
シリーズ4作目は更にマニアックで、知らないアーティストばかり。唯一Joey Dee位ですかね、知ってたのは。けどJoey Deeは白人か… って細かいことは抜きにして。もちろんRacalsのメンバーは既に居ませんが。Great Experience「Don't Forget To Remember」は英ノーザン・コレクターの間では300ポンドで取引されてるそうです。このコンピの収録曲全て原盤集めたら一体いくらかかるのでしょうかね。考えただけで恐ろしいです。そういった意味でもありがたいCD。
                       
V.A. / NORTHERN SOUL LOST & FOUND VOL.2
1998/英GOLDMINE/GSCD 95/CD
タイトルから想像するに当時見向きもされなかった曲やレア曲を集めたノーザン・コンピだと思います。気になるアーティストはMary Wells、Flamingos、George Benson位ですかね。こういった重箱の隅をつつく内容のコンピが残り物だから、たいしたことないという事は全く無く、むしろこういった趣旨のコンピのほうが内容が濃かったりします。25曲中15曲分しか解説が載ってないのですが、残りの10曲は素性の知れない曲なのかな? 思ったより内容は充実してました。
                       
V.A. / THE TWISTED WHEEL STORY ONE MORE TIME
1998/英GOLDMINE/GSCD 112/CD
この"Twisted Wheel"というのはレーベルの名前ではなくて、Manchesterにあったクラブの名前で、そこではGraham Bondや、Zoot Money、Spencer Davis Groupや多くのブラック・ミュージシャン等が出演し、当時のモッド・シーンと非常に関わりがありました。で、肝心のこのCDはそのクラブでかかっていた曲を再現したものだと思います。ごめんなさい、英語力の無さからライナーは熟読する気にならないので。当時このクラブはかなりの人気があったようです。

Goldmine Web Site : http://www.goldsoul.co.uk/