THE GODS / GENESIS
1994/独REPERTOIRE/REP4418-WY (ORIGINAL RELEASED : 1968)
活動初期にはMick Taylorや、後にUriah Heepに加入するPaul Newton等が在籍してたって事でも知られるサイケグループの1stのCD再発。キーボードが全編に渡って効果的に鳴っており、サウンドはジャケとは裏腹にポップです。弾むようなリズムの「Radio Show」や、小気味良いビートの「Time And Eternity」あたりはキャッチ−なポップ・サイケ。ボーナストラックとして収められてるBeatlesの「Hey Bulldog」の好カバーや「Baby's Rich」あたりも良いです。

THE GODS / TO SAMUEL A SON
1995/独REPERTOIRE/REP4555-WY (ORIGINAL RELEASED : 1969)
Beatlesの『SGT.Peppers』の影響下にある2ndアルバムに1曲追加したCD再発。もろサイケなジャケからもっとプログレ寄りのサウンドだと思ってたら、予想に反してポップ・サイケでした。中期Beatlesの2番煎じみたいな曲が多いのですが、なかには彼等の個性がキラリと光る「Lady Lady」や「Candlelight」みたいなカッコいいのもあります。やや希薄ですが、アルバム全編に渡って感じられる浮遊感はポップ・サイケ好きにはたまらない。小粒ながら侮れないグループ。