THE FLOWER POT MEN / LET'S GO TO SAN FRANCISCO
1993/独REPERTOIRE/REP 4344-WZ/CD
Carter&Lewis meets Psychedelic!! ってなことでフラワームーブメント真っ最中の60年代末にシングルを何枚か切っただけで事実上消滅。英RPMからもCD出てるみたいだけど、こっちの方が曲多いからこっちの方がいいでしょう。RPMの方はエンハンストで映像が見れるのが魅力ですが。21曲中11曲は当時発表されなかった音源。ポップサイケというよりはフラワーポップといった方がいいのかな。まさに桃源郷の世界に迷い込んだかのよう。

THE FLOWER POT MEN
              / PEACE ALBUM/PAST IMPERFECT
2000/独REPERTOIRE/REP 4883/CD
Flower Pot Menとして発表される予定だった幻の2枚のアルバムを2in1でRepertoireが発掘。彼等の代表曲「Let's Go To San Ftancisco」の様なコマーシャルなポップ・ソング路線とは異なり、ここではスタジオで創りこまれた深みのある曲が多いです。サイケあり、フォーキーなのあり、ブルースあり、とバラエティに富んだ内容。前者のはCarter&Lewisがメインですが、後者のアルバムにはKen Lewisの方は関わっていません。地味だけど味のある作品です。

THE FLOWER POT MEN / MIDSUMMER DREAMING
2001/英TENTH PLANET/TP051/LP
鬼のようにレアなアナログを再発し続けるTenth Planetによる彼等の編集盤。代表曲「Let's Go To San Francisco」等、美味しいところはしっかりと押さえつつも未発表デモやラジオ・ワンのシングル等レアな音源も収録している所は流石としか言いようが無いです。上記のRepertoireのCDあれば十分なんですけど、更に掘り下げたい人にはうってつけの1枚。1000枚限定なんで気になった人はお早めに。ポップサイケに焦点を絞った選曲も素晴らしいです。