DAVE BERRY / DAVE BERRY/ONE DOZEN BERRYS
2004/英BGO/BGOCD643/CD (ORIGINAL RELEASED : 1964/66)
64年と66年に出したアルバムの2in1CD。オリジナルアルバムに準じたDecca時代のCD再発はこれが多分初めてになります。個人的にはイマイチつかみどころの無いシンガーなんですが、その印象はこれ等のアルバムを聴いても同じ。根底にあるのはMORポップスで前時代的なサウンド。ホンワカとしたポップスが続いたかと思えば、Jimmy Pageによる轟音ファズが響き渡る「Go On Home」が収録されてたりします。僕的にはアルバムより編集盤の方がいいと思う。

DAVE BERRY / THE BEST OF
1993/英SEE FOR MILES/SEECD 384/CD
See For Milesが編纂したベスト盤で、個人的にはこれが一番よくまとまっていると思うのですが、残念ながら現在ではやや入手困難な1枚です。「Don't Gimme No Lip Cild」や「My Baby Left Me」はJimmy Pageのファズが駆け巡るモッドなフリークビートで最高にカッコいいです。よく取り上げられるRay Davisのペンによる「This Strange Effect」も目玉の内の一つでしょう。「I'm Gonna Take You There」もポップサイケ調で良いです。もし見かけたら是非。

DAVE BERRY / THE VERY BEST OF
1997/英SPECTRUM/552 019-2/CD
こちらは現在でも容易に入手できるCD。値段も1000円前後で買えるしお買い得です。上記のSee For Miles盤と半数近くの曲がダブってるのはしょうがないですかね。そしてこちらのほうは気持ちMOR系の楽曲が多く収録されております。けどフリークビート調のカッコいい曲は大抵こちらにも収録されているので、入門変としてはベスト。ソフトな「Change Our Minds」やポップな「I Got The Feeling」とか好きです。とりあえず気になった人はこれ持ってれば十分かな。

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