THE MARK FOUR / THE CREATION
1992/仏EVA/EVA B16/CD
まだThe Creationと名乗る前のMark Four時代の音源も含む編集盤。シングルとして発売した「Hurt Me If You Will」ではすでにCreationサウンドが出来つつある。マージービートスタイルで「Rock Around The Clock」のカバーが収録されていますが、この頃のMark Fourは全員が全然違うメンバーのようです。まぎらわしい、というよりかそこらへんは複雑なのでよく分かりません。

THE CREATION / OUR MUSIC IS RED WITH
                        PURPLE FLASHES
1998/英DEMON/DIA 857/CD
スタジオ音源をほぼ全て収録した編集盤。Rideもカバーした代表曲「How Does It Feel To Feel」はUS、UK両ヴァージョンを収録。あのPete TownshendもThe Whoのセカンドギタリストに誘ったというEddie Phillipsのギターは必聴。Jimmy Pageで有名な弓弾奏法は実はこの人がオリジナル。「Making Time」「Biff Bang Pow」等Mod Beatが満載。Eddie Phillips脱退後に一瞬だけRon Woodが加入していました。

THE CREATION / MAKING TIME
1998/米RETROACTIVE/RELP 9002/2LP
これはRetroactiveというところが出した編集盤。珍しいところでは未発表ステレオヴァージョン等を収録している。目玉はドイツのTV番組出演時のライブ音源「I'm A Man」、「That's How Strong My Love Is」、「Making Time」の3曲が収められているところ。当時のライブ音源はどれもカッコよくて聴いてるとゾクゾクしてします。私のはLPですが、CDでも出てます。

THE CREATION / BIFF BANG POW!
1998/米RETROACTIVE/RELP 9003/2LP
その第2弾。ジャケを2枚合わせるとターゲットマークが完成するというニクイ作りになってます。こちらの目玉はやはりドイツでのTV出演時のライブ「Painter Man」、「Try And Stop Me」の2曲です。モッズの定番曲「Leaving Here」を改作した「Sylvette」はインストですが、Eddie Phillipsの弾く歪んだギターがカッコいいビートナンバーに仕上がってます。

 
THE CREATION / POWER SURGE
1996/英CREATION/CRECD176/CD
96年に突如再結成し、スタジオアルバムを残しました。レーベルはもちろんCreationの大ファンであるAlan McGeeのCreationレーベルから。内容はヒット曲の焼き直しみたいな曲が多いけど、いわゆる再結成モノのなかではよくできた内容だと個人的には思っている。残念ながら97年にボーカルのKenny Pickettが他界してしまったため、最後の作品となってしまったが、年くってもモッズ魂は健在だった数少ないバンドでした。

THE CREATION / LAY THE GHOST
199?/英COHESION/COCRL1/LP
再結成後のライブ盤。モッズのお決まりBatmanのテーマで幕を開け、そのまま「Biff Bang Pow」になだれ込む流れはまさに鳥肌モノ。思わず60年代にタイムスリップしてしまったかの錯覚を覚えるほど、頑張ってます。レパートリーは当時の曲から。「Making Time」「Try And Stop Me」あたりの代表曲はやっぱりかっこよかったです。ジャケ違いでCDも出てます。ただしアナログのスリーブに入ってるんで様注意。

THE CREATION / PSYCHEDELIC ROSE
2004/英CHERRY RED/CDM RED 256/CD
87年から88年にかけて録音されるも結局はオクラ入りしてしまった再結成アルバム。つまりCreationから96年に出したアルバムの前に1枚作ってたという訳です。個人的には産業ロック的なエレクトリック・サウンドなので厳しかったです。ボーナストラックで再結成時の「Painter Man」のライブ映像が観れるんですが、画像が極悪で残念。Eddie Phillipsが弓弾く勇士が拝めます。どの道これは相当コアなファン向け。「Making Time」の再録も入ってますが、イマイチ。