CORDUROY / DAD MAN CAT
1993/ポリスター/PSCR-5015/CD
JTQと並んでAcid Jazzレーベルを代表するインスト・グループのデビュー・アルバム。ポップなサウンドに加えてルックスの良さも手伝ってかアイドル的存在でもありました。国内盤の配給がTrattoriaってこともあって"渋谷系"のジャンルで語られることも多いので毛嫌いしてる人もいるかと思いますが、カッコいいので聴きましょう。ファンキーでジャジーなんだけど、本格的ではなくてどこかしらB級っぽいのが最大の売り(?)ですね。現代のモッド・サウンドとはこのこと!!

CORDUROY / CORDUROY CREATE HIGH HAVOC
1993/ポリスター/PSCR-5055/CD
スパイしてるB級ジャケがカッコいい名作2nd。聴いてるこっちが恥ずかしくなるくらいの小洒落たサウンドで渋谷系の代名詞みたいな作品。というのもボーナストラックのタイトルはズバリ「10:28 From Shibuya」です。タイトル曲「High Havoc」はレーベルメイトのJTQに通ずるサウンドですが、こちらはとにかくポップ!! 聴いててとにかくウキウキしてきますね。ファンキー・ポップ・グルーヴが目白押しです。随所随所に感じられるユーモアのセンスも彼らならでは。名盤。

CORDUROY / OUT OF HERE
1994/ポリスター/PSCR-5327/CD
レア・グルーヴへとサウンドが移行した3rdアルバム。本作から歌モノがメインになっています。1曲目のファンキー・ナンバー「Don't Wait For Monday」はマンデイ満ちるに捧げられている。「End Of The Rainbow」はスリリングな曲の展開が気に入ってます。ヘヴィ・ファンクな「The Diceman」を聴けばリズム隊の成長が伺えるでしょう。英国が生んだ国民的自家用車Miniを歌にした「Mini」とか微笑ましいです。ちょっと意外だけどMotorheadのカバーもしてます。

CORDUROY / THE NEW YOU!
1997/ポニーキャニオン/PCCY-01089/CD
Acid Jazzを離れてリリースした4枚目。本作は前作に増してボーカルが全面に出ており、そういう意味でもNewだったんでしょね。前作までも一貫してクールな雰囲気が漂っていたのですが、本作はクールでありつつも男気溢れる"Rock"魂を見せてくれます。基本的には前作の延長線上とも言えるのですが、サウンドに幅が出て、色んなタイプの曲にチャレンジしています。しかし「(I Know Where The)Good Times(Have Gone)」とかほんとにいいメロディだよなぁ。