CLIFF BENNETT & THE REBEL ROUSERS /
                    Same/DRIVIN' YOU WILD
2000/英BGO/BGOCD472/CD (ORIGINAL RELEASED : 1964/66)
Perlophone所属でAbbey Roadで録音という恵まれた環境にいたR&Bグループの1stと2ndの2in1CD。カバー曲が中心のグループですが、Perlophone系のグループの中でも粋のいいR&Bサウンドを聴かせてくれる好グループでお勧め。ジャケも勇ましい1stはモッドR&Bの名盤。2ndの方は何故かMusic For Pleasureからの発表です。Motown、Stax、Curtis Mayfield等の名曲を基本に忠実だが、カッコよく仕上げています。また、賑やかなブラスも好印象です。

CLIFF BENNETT & THE REBEL ROUSERS /
     GOT TO GET YOU INTO OUR LIFE/BANCHES OUT
2000/英BGO/BGOCD473/CD (ORIGINAL RELEASED : 1967/68)
Rebel Rousersを引き連れてのラストアルバムとソロ名義のアルバムの2in1CD。前者は相変わらずSoul/R&Bのカバーが中心で、彼の黒いボーカルが魅力的な英国ブルーアイドソウル作品。アルバムタイトルにもなってるBeatlesの「Got To Get You Into My Life」のカバーは原曲に忠実なカバーだが力強い好カバー。後者も更にサザンソウル寄りのサウンドで、アダルティーなブリティッシュソウルといった趣です。彼はこの後Toe FatやShanghaiで活躍しています。

CLIFF BENNETT / AT ABBEY ROAD 1963-1969
1998/英EMI/7243 496437 2 7/CD
EMI好評のこのシリーズでCliff Bennettが出たということは喜ばしいことでしょう。彼らの場合アルバムも残していますが、どちらかというとシングルに良い曲が多いのでコンピレーション盤の方が全体像が掴めるかもしれません。このシリーズの目玉でもある未発表曲も4曲収録。徹底してブラスロック的なR&Bサウンドに拘ったサウンドは今聴く分には全く色あせずに聴けるが、やはり当時は時代遅れの存在となってしまったのでしょう。一度は耳にして欲しいグループ。