THE BIRDS / THESE BIRDS ARE DANGEROUS
1985/英EDSEL/NEST 901/LP
後にRolling Stonesで名声を得るRon Woodのキャリアの第一歩はここから。これは英Edselが85年に出したミニLP。Deccaで発表したシングルAB面合計6曲を収めています。なかでもモッズのド定番曲「Leaving Here」はとにかく必聴。荒削りのツインギターにたたみ掛けるようなドラムが絡む素晴らしいナンバー。Bo Diddleyの「You Don't Love Me」も原曲はスローブルースでしたが、うって変わってワイルドなサウンドに仕上げていてカッコいいです。こいつら危険!!

THE BIRDS / SAY THOSE MAGIC WORDS
1997/英BEAT FIVE/BLP 3/LP
こちらのアナログは上記のLP収録曲に加えデモと、さらに米のグループByrdsとグループ名を巡って法的争いとなり、負けてしまいBirds Birds名義で発表した曲も合わせて収録しています。McCuysのカバー「Say Those Magic Words」は原曲のポップな面を残しつつも、Fuzzが利いた極上のフリークビートに仕上がっていてカッコいいです。カバー以外のRon Woodのオリジナルもカッコいいです。

THE BIRDS / THE COLLECTOR'S GUIDE TO
                       RARE BRITISH BIRDS
2000/ポリドール/POCD-1303/CD
ついに本家Polydorが重い腰を上げて正規CD再発が実現。このCDは上記のアナログに収録されていた音源はもちろん全て収録しており、さらには未発表曲も含んだ正しくコンプリートな内容になってます。繰り返すようですが、Ron Woodのオリジナル曲もいい出来だし、オリジナルを凶暴化させたカバー曲の出来も素晴らしいこのグループはRon Woodの最初のグループ云々を抜きにしても、もっと評価されるべき。輸入盤にのみカッコいい外箱がついてます。