BILLY NICHOLLS / WOULD YOU BELIEVE
1998/テイチク/TFCW-20800/CD (ORIGINAL RELEASED : 1968)
演奏とプロデュースをSmall Facesが担当していて、当時何故かお蔵入りになってしまった幻のアルバムの奇跡的な再発CD。後期Small Facesに通じる作風と彼のポップセンスがうまくブレンドされた名盤。タイトル曲「Would You Believe」ではSteve Mariottが聴けば一発でそれと分かるソウルフルなコーラスを入れてます。他の曲は全てオリジナル曲で非凡な作曲センスを余す事無く披露してます。陰りのある曲が多いですが、どの曲をとっても美しいです。

BILLY NICHOLLS / LOVE SONGS
1998/英SOUTH WEST/SWCD 002/CD (ORIGINAL RELEASED : 1974)
74年に発表された2ndアルバム。Ian MacLaganやRon Wood、そしてPete Townshendという豪華がメンツがレコーディングに参加しています。へヴィなナンバーからアコースティックなバラードまでバランスよく収められています。本作にはこれといった名曲はありませんが、各曲がそこそこのクオリティで全編を通して聴きやすいアルバムに仕上がっています。『Would You Believe』との様にゴージャスなアレンジが施されていないので、曲の良さが一層際立っています。

BILLY NICHOLLS / SNAPSHOT
1999/英SOUTH WEST/SWLP 003/LP
67年から68年にかけて録音されたデモとアウトテイク集。早い話が裏『Would you believe』的な内容になっています。スタジオ・デモはSteve Mariott、Ronnie Lane等Small Faces組や、John Paul Jones、Nicky Hopkinsらが参加しているだけにデモとはいえなかなか聴き応えがあります。アナログは見開きジャケな丁寧なつくりで、CDだとアナログよりも5曲多いです。

Official Web Site http://www.nicholls.co.uk/