THE ARTWOODS / ART GALLERY
1995/独REPERTOIRE/REP 4533-WP/CD (ORIGINAL RELEASED : 1966)
Ron Woodの実兄、Arthur WoodのバンドでR&B色の強いバンドです。後にDeep Purpleに参加するJon Lordの弾くハモンドオルガンが、これまたグルーヴィでクールの一言につきます。当時Deccaから出した唯一のアルバムに14曲もボーナストラックを追加した本盤は買って損無しです。Eddie Floydの「Things Get Better」なんて原曲のノリを残しつつもグルーヴィにアレンジしておりカッコいいです。モッズ野郎はとりあえずマストな作品。地味すぎるのが難点。

THE ARTWOODS / 100 OXFORD STREET
1983/英EDSEL/ED CD 107/CD
英Edselが組んだ編集盤。上記の『Art Galley』とのダブりが多いですが、シングルB面等上記のCDには未収録の曲が5曲入ってます。特にJon Lordのハモンドオルガンが冴え渡る「Be My Lady」はBooket.Tのオリジナルよりもかっこいいと思う(『Art Gallery』の方にも入ってます)。「Oh My Love」、「Big City」、メンバーの共作「I'm Looking For A Saxophonist Doubling French Horn Wearing Size 37 Boots」も文句無しです。

THE ARTWOODS / THE ARTWOODS LIVE !
1995/スペインGOGO/GOGO 02/LP
67年にデンマークのFunny Parkで行われたライブ音源8曲をGo Goレコードがアナログで突如発売したもの。まあ、どうせブートだろうけど。ここでもJon Lordはオルガンをブイブイいわせています。「Be My Lady」は何度聴いてもかっこいいです。インストですが、オルガンが唸る「Satisfaction」のカバーもGOOD。「Day Tripper」「Shake」「Black Mountain」なんかのカバーもやってます。内容よりもライブが聴けることに感謝。

ARTWOOD'S QUIET MELON
1995/英LOST MOMENT ENT UK/LMCD051/CD
Artwoods分裂後、Art Woodは弟のRon Wood、Rod StewartとKenny Jones、Ian McLaganらと合流した時の録音。このあと結局すぐ分裂し、残りのメンバーはご存じThe Facesに発展します。Ronnie Laneの欠席のためここでは元BirdsのKim Gardnerがベースを弾いている。3曲(内1曲は歌入り曲のインスト)入ってます。Art Wood作ですがFacesっぽい感じの曲です。

DEEP PURPLE / SHADES OF DEEP PURPLE
1988/ワーナー/20P2-2601/CD (ORIGINAL RELEASED : 1968)
なんでこのページにこのバンドが?って思う方もいるかと思いますが、元ArtwoodのJon Lordがオルガン弾いてるって事で載せました。まだこのころはRitchie BlackmoreよりもJon Lordの方が主導権を握っています。最近ではKula Shakerでお馴染みの「Hush」なんてハモンドが最高にクールなナンバーだし。私みたいにハード・ロックとは縁がない人にもこの1枚はお薦めです。